おすすめの幼児教育書籍7選
幼児教育の重要性や多様性を理解できても、具体的にどのような教育を実践すればいいか分からないという方が多いのではないでしょうか。幼児に対する教育手法にはさまざまな種類があり、それぞれに大きな特徴があります。
おすすめする幼児教育書籍7選は、日本国内だけでなく世界で注目されている幼児教育のメソッドやアプローチの仕方、家庭教育での実践法、などさまざまな示唆が含まれているものです。
モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方
子供の敏感期を知り、見守り、必要な時に声掛けや働きかけをするというシンプルな子育て法について、漫画やイラスを使って分かりやすく書かれています。特に、子供の敏感期に親がどのように対応すればいいかについては子育ての核となる部分と言えるでしょう。
子どもが育つ魔法の言葉
「けなされて育つと人をけなす」「認めれば自尊感情が育つ」など、子供を素直にすくすくと育てたいという保護者に一度は読んで欲しい内容が満載となっています。
世界で800万人が実践! 考える力の育て方――ものごとを論理的にとらえ、目標達成できる子になる
先行き不透明な混沌とした社会情勢のなかでたくましく生きていくためには、自ら考えて課題を解決する力を育成しなければなりません。本書では、子供の考える力を伸ばす3つの思考ツールと家庭教育で活用できる6つの秘訣について詳しく紹介しています。自分で考える思考のプロセスを5歳児でも活用できるように簡単に解説しており、幼児教育の在り方についてさまざまな示唆を与えてくれる内容となっています。
レッジョ・アプローチ 世界で最も注目される幼児教育
子供の自主性を重視し、時間がかかっても子供だけで話し合いをさせ、大人は見守り、最低限のサポートをするだけでその様子を観察、記録します。自ら考え行動し仲間と協力することができる子供を目指したこのメソッドは、保護者や教育関係者だけでなく、指示待ち人間が多い企業の管理職などにも活用できるのではないでしょうか。
幼児期―子どもは世界をどうつかむか
幼児期の心身のバランスのとれた健全な教育を図るために、しつけ、遊び、表現、ことばの4つに絞って理想的な幼児教育の在り方について解説します。
幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿
3歳児未満から小学校1年生までの13の事例を掲載していることによって、机上の空論ではなく具体的な子供の成長を通して10の姿を理解することができます。保護者だけでなく幼稚園、小学校に携わる方も必読の1冊と言えるでしょう。
世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる
横並びの日本の教育方針に異議を唱え、ありのままの自分を伸ばすこと、外遊びをしっかりとさせてその後の大きな伸びしろをつくることの重要性などについて分かりやすく解説しています。
まとめ:幼児教育の書籍からヒントを得よう!
幼児教育は、小学校以降の学習をスムーズに進めることだけを目的としているのではなく、多様な可能性を引き出し、やる気や学ぶ姿勢を培い豊かな人間性の基盤をつくることを目的としています。
幼児教育にはさまざまなアプローチの仕方や教育方針、実践方法などがあります。幼児教育書籍を読むことで国内だけでなく世界で注目されている話題の幼児教育メソッドを理解することができるでしょう。