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【イギリスの子供の本】読書おすすめ13選 - cocoiro(ココイロ) - Page 2
肩胛骨は翼のなごり
この本が刊行されたことは一種の事件でした。幻想的かつ現代性を持つ、新しい児童文学の扉を開いたと言えます。「引っ越してきたばかりの家。古びたガレージの暗い陰で、ぼくは彼をみつけた。ほこりまみれでやせおとろえ、髪や肩にはアオバエの死骸が散らばっている。アスピリンやテイクアウトの中華料理、虫の死骸を食べ、ブラウンエールを飲む。誰も知らない不可思議な存在。彼はいったい何?命の不思議と生の喜びに満ちた、素晴らしい物語。カーネギー賞、ウィットブレッド賞受賞の傑作。」(内容紹介より)
床下の小人たち
『借りぐらしのアリエッティ』としてジブリがアニメ映画化して話題になりました。イギリスでは知らない人のいない名作です。「イギリスの古風な家の床下に住む小人の一家。暮らしに必要なものはすべて、こっそり人間から借りていましたが、ある日、その家の男の子に姿を見られてしまいます―カーネギー賞を受賞した「小人シリーズ」の第1作。小学5・6年以上。」(内容紹介より)
トムは真夜中の庭で
「知り合いの家にあずけられて,友だちもなく退屈しきっていたトムは、真夜中に古時計が13も時を打つのをきき,昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて,ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります。「時間」という抽象的な問題と取り組みながら,理屈っぽさを全く感じさせない,カーネギー賞受賞の傑作です」(内容紹介より)
時の旅人
タイムトラベルものの傑作。「病気療養のため、母方の古い農場にやってきたペネロピーは、ふとしたことから16世紀の荘園に迷い込む。王位継承権をめぐる歴史上の大事件にまきこまれた少女の、時をこえた冒険。中学以上。」(内容紹介より)
不思議を売る男
『ジャッコ・グリーンの伝説』も有名な作家が不思議をテーマにした物語。「エイルサが図書館で出会ったその男は翌日から、エイルサの母親の古道具店ではたらくことになった。はじめは不審に思っていたエイルサ親子も、その男の商売のうまさに魅せられていく。というもの、男は、まことしやかにそれぞれの古道具の由来を客に語ってきかせ、客をその品物に夢中にさせるのだ。エイルサ親子も、客同様、その謎の男の話にひきこまれていく…。」(内容紹介より)