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【イギリスの子供の本】読書おすすめ13選 - cocoiro(ココイロ)
読書は読解力や想像力を養うとも言われています。学校でも本を読むように言われることが多いでしょう。一方で、ゲームやテレビ、友人関係など忙しい子供たちにとって機会がないとなかなか手に取ることが少なくなっているのも事実です。親が本を読みやすい環境、読書環境を整えてあげる、またおすすめの書籍を教えてあげるのも子供を育てるサポートの1つでしょう。今回はイギリスの子供の本をご紹介しましょう。
イギリスの子供の本の特徴
研究も盛んで世界一と言って良いほどの厚みを持つイギリス児童文学。日本にも多数の作品が紹介されており、映画やアニメの原作となった作品もかなりの数に上ります。マザー・グースからハリー・ポッターまで多くの名作のあるイギリスの子供の本ですが、今回は子供たちに人気の本を幅広く紹介しました。
おちゃめなふたご
田村セツコのイラストのファンも多いおちゃめなふたごシリーズ。「真夜中のパーティ」、「寮生活」、「ラクロス」、、この本でイギリスの子供が過ごす学校生活に憧れる子供も多いのではないでしょうか。小学校5・6年から
風が吹くとき
絵本『さむがりやのサンタ』が人気のレイモンド・ブリッグズですが、映画の原作にもなったこちらの作品でも有名です。「この『風が吹くとき』は、もともとイギリスで1982年に出版された作品で、日本語訳は以前別の出版社で出ていましたが、今回翻訳をし直してあらたに出版することになりました。出版当時から、漫画のコマ割りの手法を使ってシリアスな問題を描いた、絵本の常識をくつがえす作品として、大きな評判を呼んだ作品です。それから15年以上たった今、ソ連は崩壊し、米ソ2大国が国際政治を大きく左右していた時代は去って、世界の情勢はもっと複雑になってきているように思えます。しかし、最近のインドやパキスタンの核実験で明らかになったように、核兵器をパワーゲームの切り札とみなす風潮はまだまだ盛んです。そういう意味では、核戦争の脅威は去ったわけではありません。まだ、核は使用しなくても、ジムやヒルダのようなふつうの人たちが犠牲になる戦争は、世界各地で多発しています。レイモンド・ブリッグズがこの絵本で描こうとした状況は、表向きの形は変わっても、今でも存在しているのです。この絵本が、親子いっしょに、もう一度核の問題、そして戦争の問題を考えるきっかけになってくれれば幸いです。」(内容紹介より)
チョコレート・アンダーグラウンド
約500ページと厚めですが、気にならないほど夢中になって読んでしまうストーリーテリングの素晴らしさ。「舞台はイギリス。選挙で勝利をおさめた“健全健康党”は、なんと“チョコレート禁止法”を発令した!国じゅうから甘いものが処分されていく…。そんなおかしな法律に戦いを挑むことにしたハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造し、“地下チョコバー”を始めることにした!チョコレートがこの世からなくなったら、あなたはどうしますか?禁チョコなんて、ダイエットのときしかしたことない!読めばきっと、チョコレートが食べたくなる…。」(内容紹介より)
ツバメ号とアマゾン号 ランサム・サーガ(上)
イギリスでは誰もが知っている古典的名作シリーズ。「ウォーカー家の4人きょうだいは、小さな帆船ツバメ号をあやつり、子どもたちだけで無人島ですごします。湖の探検、アマゾン海賊との対決…自然のなかで遊ぶ楽しさいっぱいの冒険物語。シリーズ第1巻。小学5・6年以上。」(内容紹介より)