絵本の読み聞かせのコツとは!?赤ちゃん向けのおすすめ絵本! - cocoiro(ココイロ)

小さな子供にしてあげたいことの1つに絵本の読み聞かせがあります。絵本は子供の情緒を安定させ、想像力や言語を育てます。しかし、いざ絵本を読もうと思っても、どんな絵本が面白いのか分からないお母さんも少なくありません。

せっかくなら一緒に楽しんで絵本を読みたいです。今回は絵本を読み聞かせるコツや、おすすめの絵本をご紹介します。書店で何を買うか迷っているお母さんは、ぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんに絵本を読み聞かせするコツ

赤ちゃんに絵本を読み聞かせするコツ
目に映るすべてのものに興味津々な赤ちゃんは、絵本を読み始めてもあっちにキョロキョロ、こっちにキョロキョロと、まったく絵本に集中してくれないことがあります。

ハイハイができるようになると、途中でどこかに行こうとして、ほかの絵本やおもちゃに手を出してしまうこともあります。1冊を読み終えることができずに悩んでいるお母さんもいるのではないでしょうか。

そんな元気な赤ちゃんも、ちょっとした工夫で一緒に絵本を楽しめるようになります。決して難しくはないので、ぜひ実践してみてください

手遊びも交えて読む

絵本のなかには手遊びを交えながら読める絵本が多くあります。例えば、ひよこが歩いている場面なら、赤ちゃんの腕の上を指で「トコトコ」とひよこが歩いているように動かしてみましょう。チョウチョウが出てきたら手をひらひらと動かして見せましょう。「チョウチョウだよ。ひらひら~」と言いながら見せると、赤ちゃんも興味を持ちます。

わらべ歌が入っている絵本を歌いながら読むのもいいでしょう。例えば、「とんとんとんとんこぶじいさん」の歌ならば、赤ちゃんの手を握り締めて、一緒にこぶをつくってみましょう。お母さんが読んでくれるものは楽しいものだと分かると、興味も湧き、集中力も高まって最後まで聞いてくれるようになります。

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音の響きを一緒に楽しむ

赤ちゃんにおすすめの絵本の多くに、単純な音を繰り返す絵本があります。後で紹介する「ごぶごぶ ごぼごぼ」も、その1つです。単調に読めば、ただ絵が流れていくだけかもしれませんが、同じ言葉でも音を高くしたり低くしたり、ときにはゆっくりしたりすることによって、次のページは「どんな音が待っているのだろう」という期待感が膨らみます。

また赤ちゃんが絵本に触れると音を出す、という方法もあります。例えば絵本に点がいくつもあって「てんてんてん」と書いてあったとします。まずお母さんが点に触れます。そうしたら「てん」といいます。次に赤ちゃんに点を触れさせます。そのとき、お母さんが「てん」といってあげます。自分が起こしたアクションで音が聞こえると、とても楽しく絵本を読むことができます。

カラフルな挿絵の本を選ぶ

生まれてしばらくは視力が弱くて色を認識できない赤ちゃんも、生後4ヶ月から生後6ヶ月頃になると、認識できる色が増えてきます。パステルカラーのような淡い色よりも、原色のはっきりした色の方が認識しやすいので、淡い色の絵本よりは色がしっかりとしているカラフルな絵本を選んであげるといいでしょう。

今まで淡い色の絵本を読んでいて興味を持ってもらえなかった場合、もしかしたら見えていなかったという可能性もあります。ぜひ色の強い絵本で読み聞かせをしてみてください。

膝の上に乗せて読み聞かせる

絵本を読み聞かせるときには、どのような姿勢で読めばいいのでしょうか。一緒に横になる、隣に座るなど、人によって読みやすい姿勢があるでしょう。しかし、どうしても絵本に集中してもらえない場合は、膝の上に乗せて読んでみてください。赤ちゃんはお母さんと触れることで、とても安心します。お母さんの体温を感じながら絵本を読めば、それだけで落ち着く赤ちゃんもいます。

また膝の上で読み聞かせると、赤ちゃんが見やすい位置に絵本を置くことができます。寝ながらの読み聞かせは、ついお母さんが読みやすい位置に絵本がありがちです。赤ちゃんが見やすい位置に絵本を固定してあげて、一緒に絵本に触れながら読み聞かせしてあげると、赤ちゃんにとってとても安心して楽しめる時間になるでしょう。