暗記で化学を高得点科目にする3つのコツ
せっかく暗記に取り組むのであれば、ぜひとも化学で高得点を目指したいところ。それでは暗記の際にどのようなことに気を付ければ、得点アップにつなげられるのでしょうか? 今回は化学の暗記をする際のコツを3つご紹介します。
(1)すべてを暗記しようとしない
化学を暗記する際のコツの1つ目は、すべてを暗記しようとしないということ。あらゆることを完璧に覚えようとすると時間が足りず、結局一部分しか覚えられないまま試験当日を迎えてしまった……なんてことが起きかねません。
まずは教科書や学校のノート、プリントなどを見返して、太字や赤字になっている重要な項目を優先して覚えていきましょう。特に定期テスト前は時間が限られているため、優先度の高い項目から確実に暗記していくのがいいでしょう。
(2)図表を使って覚える
化学を暗記する際のコツの2つ目は、図表を使って覚えるということ。図や表として視覚的に覚えることで、より記憶に残りやすくなります。
大事な用語を赤シートで隠して、文章ごと暗記しようとする人も多いでしょう。ただし、文章で暗記をしてしまうと、異なる文面で出題されると思い出せなくなってしまう可能性があります。文章も確認しながら、自分なりに覚えやすい図を描いて情報を整理したり、表を作ってまとめたりしながら暗記を進めていきましょう。
(3)暗記の「ルーティン」を作る
化学の暗記をする際のコツの3つ目は、暗記をするためのルーティンを作ること。例えば、朝ごはんを食べる前に必ず暗記帳を2ページ取り組む、お風呂に入る前に語呂合わせを5つ唱えるなど、いつに何をするのかを具体的に決めておくのです。
ルーティン化することで「今、何をしなければいけないのか」を考える時間を省略できます。また、実際に問題が出題された際には、「朝に暗記した単語だ!」など、体験と記憶が相まって思い出しやすくすることもできるでしょう。
おわりに
化学が苦手だけれど、なんとか得点を取りたいと思う子供は多いでしょう。また、暗記をする際にすべてを覚えようとしてしまい、結局パンクしてしまうというパターンもあるかもしれません。苦手意識があるからこそ、覚えられる項目は暗記することで化学は高得点を狙うことができるのです。それぞれに合った暗記方法を模索しながら、化学の知識を増やしていきましょう。
参考
ハーバード流「あれ?」がなくなる暗記術|PRESIDENT Online
化学は「丸暗記系」と「導出系」の2種に分けて暗記しよう|慶早進学塾
高校化学総覧|受験の月