反復学習と併せて知りたい!インターリーブ学習とは?
IT用語のインターリーブという言葉を聞いたことがありますか? このインターリーブは、学習にも効果がある手法として、反復学習と比較されることがあります。インターリーブ学習とはどのようなものなのか、詳しくご紹介します。
インターリーブ学習とは?
インターリーブとは、もともとIT用語として知られています。
コンピュータなどが連続的にデータを扱う際、時間や空間などの何らかの物理的な広がりに対してわざと不連続にデータを配置する手法。
(引用元:インターリーブとは|IT用語辞典e-Words)
このインターリーブの定義を学習に利用したのが、インターリーブ学習です。1つのことをじっくり行うのではなく、あえて関連性のある違う分野(科目)を混ぜて学習する方法を指します。
- 英語のリスニング+リーディング
- 数学+物理
- 日本史+世界史
といったように、併行して違う分野の勉強を行います。
反復学習との違い
反復学習は、ある一定の期間内に何度も同じ勉強に取り組み、繰り返し読んだり書いたりする学習方法です。それに対し、インターリーブ学習は、あえて関連性のある分野の勉強を並行して行う方法になります。
何度も反復学習を行ってもなかなか成果が出ない、覚えるのがとても苦手だという人は、このインターリーブ学習を試してみてはいかがでしょうか。
反復学習との併用が効果的?
効果のある学習方法は人それぞれです。誰もが反復学習で成果が出るわけではありませんし、インターリーブ学習では気が散ってしまうという人もいます。
そこでおすすめなのは、反復学習とインターリーブ学習を併用することです。例えば、今まで反復学習で成果が出なかった科目に関してはインターリーブ学習を行ってみる、好きな科目・得意な科目は反復学習を行い、苦手な科目に関してはインターリーブ学習を行う……といった手法です。双方のメリット・デメリットを把握した上で、自分にはどのような勉強法が向いているのかを探っていくと良いでしょう。
まとめ
勉強法は決して1つではありません。今回ご紹介した2つの学習法はあくまでも一例であり、必ずしもこれでなくてはいけないという学習法はありません。早い段階で自分に合った学習法を見つけ、日々の勉強に生かしていけると良いでしょう。
参考
「復習4回」で脳をダマすことができる|PRESIDENT Online
「7回」が理想!? やっぱり勉強は “繰り返し” が最高の近道だった。|STUDY HACKER
忙しい社会人必見!暗記に欠かせない「反復学習」の3つのコツとは?|LICENSTUDY
反復学習よりも効果大!学習に変化を取りいれる「インターリーブ」のすごさ|DIAMOND online
「脳が認める勉強法」の内容を簡単にまとめて実践したら効果抜群だった|OFFICIAL BLOG
勉強ができる人は知っている!「反復復習」が記憶力を高める|NAVERまとめ
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