暗記には反復学習が有効!記憶を定着させる効果的な勉強法とは?

勉強で一番ネックとなるのが「暗記」ではないでしょうか? 暗記は得意な人と不得意な人がいますが、どんな科目の勉強にも必ずついて回るものです。暗記が苦手な子供は、良い方法を見つけたいと思っていることでしょう。

この記事では、暗記学習に有効とされている反復学習についてご紹介します。簡単に取り入れられるものですので、ぜひご家庭で試してみてください。

記憶の仕組み・脳に勘違いさせる?

反復学習についてご紹介する前に、そもそも記憶の仕組みというものがどうなっているのかを見ていきましょう。

海馬の働きと特徴

私たちが物事を記憶するのに大きく影響しているのが、脳内の「海馬」という部分です。勉強して覚えたことや日常生活の中で学んだことなどは、一旦海馬の中でファイルされ、その後大脳皮質という部分に定着します。そのため、海馬には新しい記憶が、大脳皮質には古い記憶が蓄積されていくのです。

また、海馬は非常にデリケートな存在であることも特徴の1つ。強いストレスにさらされたり、酸素不足で脳にダメージを受けるような状態になったりすると、海馬から壊れていくと言われています。海馬は記憶を司る重要な器官ですが、繊細な性質を持っているのです。

短期記憶と長期記憶の特性

記憶には、短期記憶と長期記憶があります。文字どおり、短期記憶はその場で覚えるけれど、時間が経つと忘れてしまう記憶。長期記憶は必要な情報として脳に定着する記憶のことです。つまり、勉強などで授業中に「覚えた」と思っても、それは短期記憶であり、長期記憶として定着するわけではありません。

長期記憶とは「生きていくために必要な情報」と脳が認めたものです。短期記憶は不要な情報も多いため、脳の取捨選択によって、授業の内容が定着せずに忘れられてしまうこともあります。

「必要な記憶」と認識させるには?

脳に長期記憶として「必要な記憶」と認識させるには、何度も同じことを繰り返すことが大切です。大事な授業でも「生きていくために必要な情報」でなければ、脳は不要な情報と判断し、定着した記憶にはなりません。

何度も同じことを繰り返し覚えていくと、脳は「これはとても重要な情報なんだ」と判断し、短期記憶から長期記憶へ移行していくのです。これは、復習が重要といわれる所以でもあります。