小4社会のおすすめの勉強法について
小4の社会では、日本の地理や歴史などについて勉強することになります。地域社会についての情報は覚えることは限定されるものの、範囲は広いため、ポイントを把握して学習する必要があるでしょう。社会は他の教科と比較しても覚えることが多いという特徴があります。まずは、以下の勉強法を試してみましょう。
暗記ではなく復習
社会科目を効果的に勉強するためには、まずは子供が興味を持つことがポイントとなります。身近なテーマが多い小4の社会ですが、統計や地名などはただ暗記をするのではなく、復習をするのがいいでしょう。毎日の授業を復習する時間を設けるようにし、特に社会に関しては一つの単元に対して習った日以外にも毎日もしくは2日に1回など、こまめに復習を行うことで確実に理解することができます。
さらに、テーマとなる題材を実際に子供が見たり感じたりできるような機会を設けると、興味を持って覚える効果が期待できます。テーマが水の場合は海やダムなどに家族で遊びに行ったりするのもいいでしょう。
定期的に参考書や教科書を見直す
教科書は学校以外では見ないという生徒もいるかもしれません。しかし、社会の成績をアップさせるためには、定期的に教科書を見直し、声に出しながら読んだりするのがおすすめです。教科書の内容があまりピンとこないという場合は、子供でも理解しやすい参考書などに取り組むのがいいでしょう。わかりやすいイラストで描かれている参考書の方が、視覚的にイメージがしやすく、情報をスムーズに理解できるかもしれません。
おすすめの参考書は?
小4の社会におすすめの参考書ですが、毎日の授業の予習・復習ができるように、学校で習う内容について網羅している参考書がおすすめです。『教科書ワーク 東京書籍版 新しい社会 3・4下』(文理)は、毎日の予習や復習だけでなくテスト対策にもおすすめの参考書です。教科書のポイントがカラー表でまとめてあり、テストに出題されやすいポイントをクイズ形式でまとめた「学習カードポケットスタディ」が付録になっています。
『くもんの社会集中学習小学3・4年生 上』(くもん出版)は、子供に分かりやすいと人気の参考書で、問題を解きながら覚えて理解していくタイプの問題集です。学習要素ごとに区切られており、2ページで1つの内容を学習することができます。基礎的な問題から苦手な問題まで、取り組みながら理解することができます。
小4の社会は子供に興味を持たせることが大切
小4の社会は地域社会を理解するための単元が設定されています。新小学校学習指導要領で授業の内容や時間が少し変更されましたが、基本的には小3からスタートした社会の内容をより深く追求していくのが小4の社会になります。勉強のポイントとしては毎日の予習・復習の積み重ねが大切となりますが、暗記するだけでなく親御さんのサポートで子供が地域社会の問題に興味を持つようなきっかけを作ってあげるといいでしょう。
参考
小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 社会編|文部科学省