EQが高い人の特徴とは?EQを高める教育・子供の育て方についても解説! - cocoiro(ココイロ) - Page 3

家庭でできるEQの高い子供の育て方とは?

学校で多くの場合指標となるのはIQの部分です。人間力を鍛え、EQの高い子供に育てるには、家庭の環境がとても重要になってきます。ここでは家庭でできる親の接し方についてご紹介します。

自由に感情を表現させる

EQの高さに必要なのは前頭前野の健全な発達が不可欠であるといわれています。幼児期の子供の感情は時に爆発したりするもの。これも発達過程の1つと捉えて、頭ごなしに押さえつけるような発言や無視をするような態度は控えた方が良いでしょう。喜怒哀楽を自分で認識することで子供は成長します。またその過程を親が見守ることで子供は自己肯定感を高めていくといわれています。

怒るのではなく叱る

子供がしたことに対して正しく諭すのが「叱る」ということです。感情に任せて怒鳴るのは「怒る」ということです。なぜいけないのかを冷静に伝えることが大切なポイントです。

腹が立っているときはどうしてもヒートアップしてしまいがち。そこで「冷静に伝える」という感情の抑制ができなくてはいけません。親が腹立ちまぎれに怒鳴るようなことをしていると、子供は「こういうふうにしてもいいんだ」と認識してしまいます。

コミュニケーションをとる

忙しい毎日で子供とゆっくり過ごす時間がないという親御さんは少なくありません。ただ、子供が話しかけてきたときにはできる限り手を止めて、話をしっかりと聞いてあげましょう。乳児期にはスキンシップが必要だといわれますが、幼児期以降も「話を聞く」というコミュニケーションは非常に大切です。話を聞いてもらえることで、子供は自分の考えをまとめることができるのです。

結果より過程を褒める

子供がテストで80点を取った場合、どのような対応をしますか? 「何で100点が取れなかったの?」と責めてしまうか、「あと20点だったね。頑張ったのに惜しかったね。」と頑張った過程を認めるかで、子供の受ける印象は天と地ほどに異なります。100点を取ったことがすごいのではなく、100点を取るために頑張った過程を褒めてあげられるような声かけが重要です。

親の気持ちを正直に伝える

親にも感情があることを子供に伝えることはとても大切です。子供に言われて嫌だったこと、悲しかったことなどを正直に伝えるのは少し気恥ずかしい気もしますが、親にも感情があり、子供の言動で感じることがあるということを伝えてあげてください。そうすることで子供のコミュニケーション能力が自然と培われます。

まとめ

EQは子供の成長過程で培われるもので、一朝一夕では成し得ません。そのためにも親の子供への接し方が重要なポイントになります。遅いということはありません。各家庭でできることを少しずつ取り組むだけでも、子供のEQは養われていくのです。

参考
EQとは|Japan EQ
今すぐできる! 心の知能指数「EQ」を鍛える21の方法|BUSINESS INSIDER JAPAN
いくつ当てはまる? EQ(心の知能指数)が高い人に共通する5つの特徴|Forbes JAPAN 
EQ(心の知能指数)が高い人に共通の10の資質|ライフハッカー[日本版]
高いと頭良さそう。「IQ」「EQ」って結局何?どういう意味?専門家に聞いてみた|CanCam.jp
EQが高い人に共通する5つの特徴とは?EQを高める7つの方法も紹介|monoblog
EQ(心の知能指数)が高い人の特徴は?幼少期から鍛える方法|Chiik

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Rie Kato

【職業】 フリーライター 【経歴】 東京生まれ横浜育ち。現在は群馬県在住。 トラック運転手・介護職員・保険外交員を経て、コールセンターの教育係として7年勤務。 専門学校生と小学生、2人の男の子のママ。 【取得した資格】 ・普通自動車第一種運転免許 ・中学校教諭二種免許状(国語) ・訪問介護員1級 【得意な分野】 ・生命保険 ・転職 ・ビジネスマナー ・ひとり親家庭 ・金融 【休日の過ごし方】 ・朝から掃除と洗濯!(家の中がスッキリするとテンションが上がる性質) ・バスケットボール(息子と勝負!)