中2英語教科書の範囲は?子供の理解度に合わせた問題集・勉強法も紹介 ( 2 )

駿台中学生テストから見る理想の英語学習ペース


あらためて中2の範囲を振り返ると、覚えることがとても多いということが分かります。続いて、これらをどのようなペースで学習していけばいいのか考えてみましょう。駿台中学生テストの回数ごとの出題範囲を例に取ります。

6月 ● 1年の復習

◎ 過去を表す文(一般動詞の過去形、規則変化をする動詞、不規則変化をする動詞、be動詞の過去形)

◎ 過去進行形

● There is[are]~.の文

8月 ● 総合復習問題

◎ 未来を表す文(Will you~? Shall I[we]~?とその答え方も含む)

◎ 助動詞(could、may、 must、must not、have to、don’t have to、be able toなど)

11月 ● 総合復習問題

◎ 接続詞(when、before、because、thatなど)

◎ 不定詞の基本用法

● 文型(特にbecome、give、callなどを中心として)

1月 ● 総合復習問題

◎ 動名詞(前置詞の目的語になるものを含む)

◎ 比較 比較級、最上級、同等比較(as~as …)

出題範囲表  | 駿台中学生テスト より筆者作成)

二重丸(◎)で表したものは中2で新しく出てくる単元です。少なくとも毎回のテストで2種類ほどは新しい文法に対応しなくてはなりません。

また、毎回復習問題が出ていることにも留意してください。新しい単元だけを覚えても、過去に習った内容を忘れてしまうと太刀打ちできなくなってしまうのが言語の特徴です。普段の学習にバランス良く過去の復習を盛り込んでおく必要があります。

中2で成績が伸び悩むのはどうして?

小学校では楽しそうに英語に取り組んでいたし、中学に入ってからもそこそこの点数が取れていた。なのに2年生になった途端に成績が落ちてしまった。このような悩みは、実は珍しくありません。どのような原因があるのでしょうか。

覚える文法がぐっと増えるため

一つ目の理由は、単純に学習が授業の進度に追いついていないというものです。中1の英語はアルファベットから始まりややゆっくりと進むため、小学生のときの知識を活用して対応できるものが少なくありません。単語もすでに見聞きしているものが多くあります。

しかし、2年生以降はどんどん複雑な文法を覚えていく必要があります。1文に使われる単語量も増える上、時制も過去・未来・現在とさまざまです。子供がそれまで持っていた英語のイメージから離れてしまい、暗記的な要素が多分に出てきます。

このような理由でついていけなくなった子供は、家庭学習の時間を増やすだけで成績が上がることがあります。この後にご紹介する参考書などで少しずつ取り組んでみてください。

中1の範囲を忘れたり、理解できていないため

上記のケースよりやや深刻なのは、すでに学習した範囲を理解できていないパターンです。もしかするとアルファベットの読み書きに不安を覚えているかもしれませんし、中1で習った単語を忘れてしまっているのかもしれません。

実はよくあるケースに、「人称」の違いがよく分かっていないというものがあります。人称は英語という言語の基礎的な特徴になるので、こういったポイントが理解できていないとどんどん分からない部分が増えてしまいます。

このような場合は、可能な限り「分からなくなってしまったポイント」まで戻って学習を再開したいものです。しかし学校の授業はどんどん進んでしまうので、本人のペースでゆっくりというわけにはいきません。できるだけ短時間で進められる参考書などをこの後にご紹介します。