家庭学習は教え方がポイント!どんなコツがある?
子供は学校以外でも勉強をします。塾や教材を使って勉強をしている子供も多いですが、家庭での学習時間もそれなりにあるはずです。ここでは家庭でできる勉強法や教え方についてご紹介します。
【漢字】習う漢字のポスターを張ってみる
漢字が苦手で、何度覚えてもいつも間違えてしまう子供は少なくありません。その原因の一つとして考えられるのは、生活の中で漢字に触れることが少ないことです。特に漢字は繰り返し覚えることが大切。学校で習った後に、習う漢字のポスターを貼っておくのも有効な方法です。分からないときにすぐ確認できるのがメリットです。何気なく目につくところへ張っておくだけでも漢字に触れる機会が増えるため、少しずつ効果が表れます。
【漢字】親が問題を作ってみる
子供のテストや学校のノートなどに目を通してみましょう。そうすれば、どの漢字が苦手なのかがすぐに分かるでしょう。まずは傾向を分析します。画数の多い漢字・似ている漢字・あまり馴染みのない漢字……子供はそれぞれ苦手な箇所が違います。そこで間違えている問題などをピックアップして、専用の問題を作ってみましょう。間違えているところを何度も繰り返し学習することで、記憶が定着し、次のステップに進むことができます。
【読解力】読書をさせる
読書は国語力に直結する重要なポイントです。本来であれば読み聞かせがいいのですが、難しいのであれば、親が率先して本を読むようにしましょう。子供は知らないうちに親の行動をまねています。分からない言葉があれば辞書を引いたり、図書館で本を借りてみたりと「子供にしてほしい行動」を親が示してみるのです。無理やり読書をさせても何も生まれません。興味のある分野の本からじっくりと読む時間を作ってあげてください。
【読解力】短い文章から挑戦させる
読解力を鍛えるには、最初は短い文章から始めます。いきなり長い文章に取り組ませると、理解できていない子供は読み流してしまうからです。
「これはどういうことなんだろうね」「どんなことを考えているんだろうね」など、親が問いかけながら問題に取り組むことで、意識が変化し、読み取る力が上がっていきます。もし子供が理解できていないようなら「これはこういうことだよ」と正解を示してあげることも大切です。
【その他】親子でコミュニケーションを取る
親子の何気ない会話は、子供のコミュニケーション能力を鍛えます。
- 他人が同じ事象に対しどう考えているか
- 自分の気持ちを伝えることで相手がどう思うのか
このように、情緒的な部分が培われていくのです。学校であったこと・友達のこと・習いごとのこと・趣味のこと……子供の話す話題に正面から向き合い、意見を求められたらきちんと返してあげることが大切です。
【その他】WEB問題集を活用する
家庭学習の教材として活用したいのが、WEBで提供されている無料の問題集です。学年別・教科別・単元別に分かれているため、苦手な部分を何度も繰り返し挑戦したり、分からなかったところまでさかのぼって学習するときなどに役立ちます。ダウンロードや印刷も可能ですので、ぜひ活用してください。以下のリンクから、問題を確認してみましょう。
参考
まとめ
小学校5年生にもなると、授業の内容も難しくなり、苦手意識を持って子供が挫折することも増えてきます。今後、他の教科でも問題を読み解く力や内容を理解するには、最低限の国語力が必要になります。子供に合わせたレベルを見つけ、家庭でも国語力を上げるための取り組みを進めてください。
参考
小学生(小4・小5・小6) 国語のテスト対策・問題・勉強法|スタディサプリ
小学生の国語の勉強法と効果的な教え方!国語は何をどうやって勉強すればいい?|チャイビ
小学生の国語の勉強法・教え方とオススメの国語問題集 |PAPAの独り言
小学生の「国語力」を上げるには。3つの方法とおすすめ問題集|こどもまなび ラボ