狂言に行くときの注意点
親子で狂言を観に行くことにはメリットも多いですが、注意点もありますので必ず確認した上で出かけるようにしましょう。
乳幼児が入れない場合もある
狂言では、伝統文化の性質上未就学児は入場NGの場合が多いです。3歳児や6歳児以上、など年齢で明確に規定しているものもあります。案内には明記しているはずですので、必ず事前に確認しておきましょう。また、幕間以外の移動を固く禁止しているところも多いため、最初はなるべく出入り口近くの座席にするなどの配慮は必要でしょう。
もしもの用意をする
怪我をしたときの絆創膏や転んだときに冷やせるものなど、外出時にはもしもの場合の備えをして出かけましょう。ほかにも、迷子になったときのために住所・氏名・連絡先を書いたカードを携帯させる、ぐずったときのためにおもちゃや移動用の小さい絵本を携帯する、特に夏期は水分補給できるようにする、など注意しておきましょう。といって心配しすぎるのも本末転倒ですし失敗もいずれ思い出や経験になります。気持ちに余裕を持って出かけましょう。
事前に説明する
狂言には伝統芸能ならではの決まり事も多いので、子供と観に行くときには事前に少し狂言について話しておく時間を持つと良いでしょう。最近は子供を対象にした狂言教室が開かれるなどより広く歌舞伎について知る機会も多いです。そのような教室を活用しても良いですし、絵本や児童書で狂言を取り上げたものも多いので利用してみましょう。有名な演目はYoutubeでも見ることができます。