口内炎・舌炎
ナイアシン欠乏症になると、口内炎や舌炎の形で症状が出るケースもあります。口の中や舌に疾患があるので、飲食物を食べるのが面倒になるという人もいます。
参考
栄養機能食品としての注意/栄養素の欠乏症・過剰症|テルモ株式会社
認知症
認知症は高齢者によくある症状として知られていますが、ナイアシン欠乏症になった場合にも見られる症状です。胃腸のトラブルで消化、吸収の効率が悪くなり、ビタミンB12が欠けてしまうとナイアシン欠乏症による認知症とみなされるケースもあります。
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神経障害
ナイアシン欠乏症は、身体の動きをつかさどる神経系にもダメージを与えます。体の中にはさまざまな神経が通っていますが、ナイアシン欠乏症に関連する神経は、末梢神経です。
特に手足を動かす運動神経や、感じたものを脳に伝達する感覚神経、内臓などの動きに関連する自律神経にダメージを与え、症状の重さによっては生活が困難になる可能性も生じるといいます。
参考
頭痛
ナイアシン欠乏症の症状が、頭痛として発生するパターンもあります。特に頭痛のなかでも菜何かと厄介な偏頭痛になることがよくあり、物事にやる気が起きないといったこともあるかもしれません。
参考
ペラグラの1例|J-STAGE Home,p480
不眠症
不眠症もナイアシン欠乏症に伴うダメージの一つとして挙げられます。やはりナイアシンの栄養不足は、良質な睡眠につながらず、お休みの時間にも支障をきたすことがうかがわれます。
参考
ペラグラの1例|J-STAGE Home,p480