テレビ依存症の子供への対応
テレビの見過ぎが子供に悪影響を与えるとわかっていても、家からテレビを排除するのは難しいです。見過ぎが悪いなら、テレビの見方を変えることで子供への悪影響を軽減できます。
子供も一切テレビが見られなくなるわけではないので、学校で話に入れないということもありません。テレビを見てもいいですが、子供がうまくテレビと付き合っていけるように親は以下のような点に注意して対応しましょう。
子供の生活時間を把握しておく
子供の生活時間はある程度決まっています。平均は1日に2~3時間テレビを見ているといわれていますが、これは明らかに長過ぎです。子供が生活する時間の中で、起きている時間のほとんどがテレビを見ているということにならないよう、生活時間の把握とテレビを見ていい時間を設定しましょう。
テレビを家族とのコミュニケーションツールとして使う
バラエティ番組は子供だけでなく大人も楽しめます。できるだけ家族そろってテレビが見られるように、見るならリビングだけにするなどテレビを見る場所を決めておくのもおすすめです。家族みんなで見ることで、テレビを見ながら笑ったり、見終わった後に感想を言い合ったりすることで親子のコミュニケーションにもなります。
テレビを見ないときには電源を消す約束をする
家にいる間は、なんとなくテレビをつけているということも多くなります。これも子供がテレビを見過ぎる原因となるので、見ていないときはテレビを消す習慣をつけましょう。
子供部屋にテレビを置かない
今は子供部屋にもテレビがあるのが当たり前の時代です。しかし子供部屋にテレビを置くと、親の目が届かないときにもテレビを見てしまいます。見る時間を決めても、いつでもテレビが見られる環境があると意味がありません。できるだけ子供部屋にはテレビを置かないようにするのもいい方法です。
他に熱中できることを提案をする
子供はテレビを”娯楽”として楽しんでいます。周りの大人が他の”娯楽”として何か新しいものを教えてあげるのも良いでしょう。同じように家にいながらでも楽しめるものといえば、例えば”本”や”漫画”などが挙げられます。子どもに人気の作家や、自分が子供の時に読んでいた漫画本などを見せてあげると、コミュニケーションツールにもなるのでおすすめです。