お小遣いor報酬制か
お金を渡す方法として、お小遣い制を取っている家庭と、何かお手伝いをした時に発生する報酬型、つまりお駄賃制が考えられます。
どちらもメリットとデメリットがあるのですが、お金の大切さや計画性を身につけさせるなら、不定期に発生する報酬制ではなく、決まった日に渡すお小遣いがおすすめです。
金額の決め方
お小遣いを渡すメリットが分かった所で、次は金額についてです。家庭の生活レベルはそれぞれ違うので、お小遣い制をスタートさせる年齢も金額もまちまち。
そこで、お小遣いの平均額から、家はどれくらいがいいのかという判断材料にするべく、
金融庁長官、日本銀行総裁が顧問を務める金融広報中央委員会「子供のくらしとお金に関する調査」の資料を参考に考えてみましょう。
参考:金融広報中央委員会「子供のくらしとお金に関する調査」
お小遣いの平均
金融広報中央委員会の調査によると、低学年・中学年・高学年のそれぞれは以下の通りです。
学年 | 平均金額 |
低学年(小学校1・2年生) | 1,004円 |
中学年(小学校3・4年生) | 864円 |
高学年(小学校5・6年生) | 1,085円 |
これは月に1回お小遣いとしてもらっている平均額ですが、この金額を見て多いと思った人もいれば、少ないのでは?と思った人もいるのでしょうか。
この金額を目安に、家庭でどのくらいがベストなのか考えてみましょう。