私立受験の目標を明確にしておく
私立を受験する目的は、家庭によってまちまちです。
親の要望を受けて子供が受験するケースもあれば、子供の希望から受験を決意する場合も。
どんなケースであっても、受験には合格と不合格の結果はつきものなので、受験する学校を複数選び、目標を明確にしておきましょう。
第一志望と第二志望、第三志望まで考えておくなど、入念なリサーチと準備が必要です。
第一志望に行けることが一番ですが、状況によっては、第二志望にせざるを得ない場合もあります。
その場合、ランクを下げるという発想ではなく、第二志望の良い部分も見つけておき、本人のモチベーションが下がらないように、実力に合ったが学校選びをすることがポイントになります。
私立がダメだったときの選択肢も考えておく
もし、第一・第二・第三志望まで考えていても、本人が第一志望しか考えられない場合は、もしもの時を考えて、第一志望が不合格だったときの選択肢も考えておきましょう。
子供の意思も尊重しつつ、保険を残しておくことも重要です。その際、子供には落ちた時の保険だということは伝えず、自分が選択したのだから精一杯がんばること。そしてもし、不合格の場合は家族で相談した道を進むという約束をするようにしましょう。
責める・叱るはNG
受験をする時に、これらの選択肢や約束が明確でないと、不合格=責める・叱りつけるという行為に出てしまいます。
親も人間なので、一生懸命サポートしていたのに、不合格の結果は受け入れがたいものです。しかし、辛いのは子供自身なので、責めたり、叱ったりするのは絶対に辞めましょう。
自己肯定感が失われ、モチベーションが下がるどころか、精神的にも大きなダメージを与えてしまうことになるからです。