小数同士の割り算はどう解けばいい?よくつまづくポイントも解説!

小数同士の割り算は、小学校5年生の学習の中でも混乱する子供が多いものです。なぜなら、小数点の位置が一定の位置ではなく、計算中にやるべき作業が多いからです。そこで、今回の記事では、小数の割り算のポイントを解説し、小数同士の割り算の解き方をご紹介します。「割合」や「平均」の学習でも、小数の割り算は必須のスキル。やり方さえ分かってしまえばできるようになります!

小数の割り算でつまづくポイント

小数同士の割り算で引っかかる子供の特徴は、大きく3つあります。小数÷整数の割り算が苦手である場合、文章題をイメージすることができない場合、小数点を打つ位置が分からない場合です。一つずつ具体的にポイントをご紹介します。

小数÷整数の筆算が苦手

小数÷整数の計算は、小学校4年生のときに始まります。小数は、自然数ではないので普段の生活では少し見方を変えないと出くわすことはありません。小数整数は、小数を整数と考えて計算して、最後に商に小数点を打ちます。

ここで引っかかる要因として考えられるのは、割り算の筆算が苦手であるということです。小数点があっても、割り算の筆算ができれば、あとは商に小数点を打つだけです。小数同士の割り算ではないので、小数点の位置が移動して混乱することもありません。

小数同士の割り算が苦手だと感じたら、少し戻って小数÷整数の問題をこなしてみましょう。そこでも計算間違いが起きるようなら、割り算の筆算に立ち返って計算すると、どこが苦手なのかが分かります。

文章題をイメージするのが苦手

計算式になっていれば計算ができるけれど、文章題になると式が立てられない場合もあります。例えば、下記の問題を見てみましょう。

問題:3.8mの重さが9.5kgの棒があります。この棒の1mの重さは何kgですか。

この問題の式は「9.5÷3.8=2.5」で、答えは2.5kgです。文章題に出てくる数字が整数から小数になることで、文章題は一気にイメージしづらくなります。また、割られる数よりも割る数の方が大きい文章題も多く出題されるので、立式することができない場合もあります。

この場合は、小数の割り算の計算は関係ありません。さまざまな文章題を練習して、数字が変わっても解けるようにしていきましょう。

商とあまりの小数点の位置が分からない

小数同士の割り算は、割る数も小数になります。割る数が小数のままだと計算ができないので、十倍、百倍にして小数を整数にします。それで計算はできるようになりますが、割られる数の小数点の位置も変わります。

さらに、あまりの出る計算であれば、あまりの数の小数点の位置が「商」とは異なります。商とあまりの小数点の位置が異なることで、混乱してしまい割り算はできていても小数点の打つ位置を間違えてしまうということがあります。