割り算の筆算の考え方と解き方を紹介! ( 2 )

割り算の基本

割り算の筆算をする前に、割り算がどのような計算であるかを理解していることは大切です。足し算であれば、「答えは元の数よりも大きくなる」ということですし、引き算であれば、「答えは元の数よりも小さくなる」ということです。ここでは、割り算の意味と日常生活で割り算を使える場面をご紹介します。

割り算は「分ける」こと

割り算を使う場面は2つあります。1つは同じだけ、分けられるところまで「分ける」ことです。「1」当たりの数を求めるときに使います。原始的には、引けるところまで引いていくという考え方になります。トランプのカードを配る場面をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。

ババ抜きを4人でするときに、1枚ずつトランプのカードを配っていって、トランプのカードがなくなるまで配り続けることでしょう。これが原始的なわり算の考え方です。数が少なければ、「引く」という考え方でも問題ありませんが、数が大きくなると煩雑になっていきます。そこで、割り算の登場です。計算式にすると、下記の通りです。

53÷4=13あまり1

トランプのカードは1人13枚で、4枚に配り続けると1枚あまりが出るので、誰か1人は14枚になるということが分かります。引き算と大きく違うのは、「同じだけ」「分けられるところまで」という考え方があることです。

もう1つは、「いくつ分」かを求めるときです。例えば、100個プレゼントがあるときに、1人に対して5個ずつプレゼントを配るとします。このとき、100÷5=20という計算式が成り立ちます。20人にプレゼントを配ることができるという計算になります。これが、割り算を使う2つ目の場面です。

日常生活でも使える割り算の考え方

日常生活では、割り算の「分ける」考え方は使いどころがたくさんあります。例えば、兄弟でおやつを分けるときに同じだけ、分けられるところまで分ける場面は数多くあります。

  • ジュースを兄弟3人で同じだけ分ける場面
  • おやつのスイカを家族6人で同じだけ分ける場面
  • 誕生日のホールケーキを家族5人で同じだけ分ける場面

特に、おやつを分けるときには、割り算の考え方は使えます。おやつを用意するときに、わざと小分けのおやつを用意して、「〇人で〇個のおやつを分けたら1人何個になるかな?」などと、ゲーム形式で日常的に割り算を意識させてあげる機会を作ると楽しく割り算を学ぶことができるのでおすすめです!

また、立場を入れ替えて、子供におやつが10個あって、毎日1人2個ずつ配っていったら、何日間おやつを買い出しに行かなくていいのかを考えさせれば「いくつ分」の考え方にも触れることができます。

1桁の数で割る筆算

それでは、1桁の数で割る筆算の5つのタイプの問題の解き方をご紹介します。だんだんと難しくなっていきますので、スモールステップを作って、子供に「できた!」という自信をつけさせてあげましょう!

あまりがない割り算

問題:52÷4

まず、「5」の中に「4」がいくつ入るか見当を付けます。「5」の中に「4」は1つしか入らないので、「5」の上に「1」を書きます。そして、1×4=4と掛け算します。

次に、「5」から「4」を引いて、一の位の「2」を下に降ろして「12」にします。

そして、「12」の中に「4」がいくつ入るか考えて、見当を付けて「2」の上に「3」を書き込みます。3×4=12とします。

最後に、12-12=0の計算をして終わりです。

答え:52÷4=13

余りがない割り算の筆算は、見当を付ける練習になるので、基礎固めのために何度も練習することをおすすめします。

あまりがある割り算

問題:74÷3

まず、「7」の中に「3」がいくつ入るか見当を付けます。「7」の中に「3」は2つ入るので、「7」の上に「2」を書きます。そして、2×3=6とします。

次に、「7」から「6」を引いて、一の位の「4」を下に降ろして「14」にします。

そして、「14」の中に「3」がいくつ入るか考えて、見当を付けて「4」の上に「4」を書き込みます。4×3=12と掛け算します。

最後に、14-12=2の計算をして終わりです。

答え:74÷3=24あまり2

最初のうちは、商とあまりを正しく理解できているかを確認するために、「24あまり2」と声に出したり、ノートに書くようにしましょう。