韻を踏む練習をしよう
【韻を踏む】とはどういうことかわかりますか? 韻を踏むこととダジャレは似ているようで違います。
ダジャレは「フランスでは雨は降らんす」のように2つの言葉の音がすべて一致することを言います。一方、韻を踏むとは2つの母音がすべて一致することを言います。フランスの母音は「うあんう(uanu)」です。フランスで韻を踏むと「スカンク(uanu)、スキャンする(uanu)」などの単語があるでしょう。
これを組み合わせると「フランスのスカンクをスキャンするぜ」という感じで韻を踏むことができます。
日ごろから会話の中で「韻を踏むとしたらどんな言葉があるかな?」と常にアンテナを張っておくと良いでしょう。慣れてくると単語ではなく、長い文章でも韻を踏めるようになるでしょう。
身体でリズムをとろう
ラップはビート(曲)のテンポに合わせて歌っていきます。ラップをかっこよく歌うためにはビードのリズムに合わせることが大切です。はじめは恥ずかしいかもしれませんが身体でリズムを取ることをおすすめします。
ラップを歌っているグループやラップバトルをしているプロなどの動きを見ていると、膝を使ってビードに合わせて体を揺らしているように見えるのではないでしょうか。ラップバトルでは相手のターンの場合、歌詞を聞きながら自分のターンで何を言おうか考えながらビードに合わせて身体をゆらすことが大切です。
自分のターンになると、相手や観客に自分の思いを訴えるように身振り手振りで動きを加え、歌ってみましょう。身体全体でリズムを取ることでかっこよさや表現力が高まり観客は自然とあなたに注目してしまうかもしれません。
言葉を即興で出す訓練をしよう
文化祭のラップバトルをかっこよく演出するには、思ったことをラップで歌えるようにしなければいけません。本番中に言葉に詰まり沈黙してしまうと、盛り上がっていた雰囲気も台無しになってしまいます。
常に日常生活で自分の思った言葉を口に出す練習をしましょう。簡単だと思っていても、いざ言葉を発してみようとすると意外と出てこないものです。目に映る光景、自分の思い、ラップ用語、韻を踏む、これらをミックスして口ずさむ訓練をしてみましょう。
はじめからリズムに合わせようとするのではなく、まずは言葉を口ずさむだけにしましょう。即興で言葉を口ずさむことに慣れてきたら8小節のリズムに合わせてラップを歌ってみましょう。この時、伝えたい言葉にはボリュームの強弱を付けることで観客はより引き込まれていくでしょう。
ラップバトルに使うおすすめのBGM
(参照元:【バトルビート】知らざあ言って聞かせやShow|YouTube)
(参照元:作業用BGM/MCバトル用ビート集(8小節4本)フリースタイルラップ/DJ BENGAKU|YouTube)
上記に文化祭のラップバトルに使うおすすめのBGMを2つご紹介しています。どちらもリズムに乗りやすいGGMで、聞いた事のある曲もあるかもしれません。ラップバトルをする際の参考にしてください。
まとめ
文化祭のラップバトルを練習するコツについて紹介していきました。文化祭のラップバトルは司会者がスマホで音楽を流すことができるので【ラッパー2人+司会者1人】の計3人でできるパフォーマンスです。観客が審査員になって勝者を拍手で選ぶ方法もあります。
ラップバトルを練習するためには、まずラップによく出てくる単語を覚える必要があります。ライムやビート、リリックなど使用頻度が高い単語は覚えましょう。他にも韻を踏む練習をしたり、リズムを取る練習、即興で言葉を出す練習をする必要があります。
ラップバトルは本番の数日前から練習してできるものではなく、数週間前から少しずつ練習しラップに慣れていくことが大切です。観客を沸かせる文化祭伝説のラッパーになりましょう!
参考
ラップバトルの勝敗ってどうやって決まるの?|上げる狼煙はハイテクノロジー
【初心者向け】日本語ラップの歌詞で良く出てくる単語を解説してみた|LIB-blog
ラップの練習ってどうやるの?上達のコツやトレーニング音源の探し方|生活の知恵庫ちゃん
ラップを上手く歌うコツとは?女でもカッコよく歌える練習方法を公開|UtaTen