近年、主に高校の文化祭でジェットコースターを作って走らせるのが流行しています。しかも、既製のものをレンタルするのではなく、生徒が自分たちで手作りするものが増えています。そう聞くとなんとなく心もとないように感じられてしまうジェットコースターですが、教育的な意義を重視して取り入れている学校も少なくないそうです。各学校はどういう理由で取り入れ、どうやって手作りしているのでしょうか。詳しくご紹介します。
もくじ
文化祭でジェットコースターが流行中!実際の例は?
まずは、ジェットコースターの実例を見てみましょう。各校はどのようなジェットコースターを作っているのでしょうか。
兵庫県立尼崎北高校
(参照元:文化祭に手作りジェットコースター 尼崎北高校 | YouTube)
文化祭ジェットコースターの元祖とも言われる兵庫県立尼崎北高校は、毎年ジェットコースターを作成しています。コースの両側に壁があるため、安全性の高いジェットコースターのようです。
私立愛知高校
(出典:ジェットコースター、文化祭でまさかの手作り 費用は35万円 | YouTube )
2018年に私立愛知高校が作ったジェットコースターは屋外に設置し、全長60mと大規模なもの。外の風景が見え、かつ壁もないためよりスリルあるジェットコースターになりました。
動画でも費用が35万円と報道されていますが、こちらはクラスの文化祭予算を上回ってしまったそうです。そのため各家庭から追加で資金を集めるなどしました。
参考
文化祭で「ジェットコースター」ブーム?そんな青春うらやましい 設計図「1千校」に配布の「仕掛け人」 | msnニュース
筑波大学附属高校
筑波大学附属高校で作られたのは、実際に高いところから滑り降りるジェットコースターにVR映像を組み合わせたものです。VR映像はマインクラフトで作成したということで、専用の高価なツールがなくても子供が取り組めるものとなっています。
迫力満点「VRジェットコースター」 文化祭が盛り上がる新アトラクション誕生|高校生新聞オンライン|高校生を応援するニュース・情報サイト