0歳児入園の4つのメリット
0歳といえば一番手がかかる時期でもありますが、同時に最もかわいい時期でもあります。赤ちゃんは日々成長するので、その成長を近くで見守れないという現実に胸を痛める母親は少なくありません。「0歳から保育園に預けるなんてかわいそう」という声も聞こえてくるので、悩んでしまうこともあるかもしれません。でも、0歳児入園にはメリットもあります。
ママ友や先生から子育てのアドバイスがもらえる
保育園に預ける母親のなかには、子育て経験者もいます。保育園の先生は子育てに関する知識が豊富ですので、困ったときにアドバイスがもらえるのはメリットでしょう。ママ友ができると、子供同士も仲良くなるなどメリットは多いです。
母親が仕事に復帰しやすくなる
0歳の子供を預けるということは、母親が仕事復帰したいという意思が高いと判断できます。育休中だと自治体などの入園基準の評価が良く、入園できる可能性が高いので、母親が仕事復帰したいのはメリットです。ただし、地域や自治体で基準が違うので、必ずしも入園できるとは限りません。
生活のリズムを整えやすい
0歳から保育園に入園すると、赤ちゃんの生活リズムが整いやすくなります。0歳だとまだ自我が芽生えておらず、何となく家と環境が違うということはわかっても、それ以外のことがよくわかっていません。最初は不安で泣くこともありますが、母親の後追いをするということもないので保育園の生活に慣れやすいのがメリットです。
子供に協調性が身につく
0歳ではさすがにおもちゃで遊んだり走り回ったりはできませんが、保育園にはいろんな子供や大人がいます。いろんな人と生活を共にしながら成長できるので、自然と社会性や協調性が身につきます。いろんな年齢の子供がいるので、年齢に合わせたおもちゃなどもそろっていますし、子供のことをよく知っている保育士が一緒にいてくれるので、家では体験できないこともたくさん体験できます。
大きくなるにつれて最初は母親を追って泣いていた子供も、今度は帰りたくないと泣くこともあるくらい保育園は子供にとって楽しい場所になることもあります。こういうメリットを知らない人は、「0歳から預けるなんてかわいそう」と思うかもしれませんが、メリットを理解していればかわいそうなどとは思いません。一生離れ離れになるわけではありませんし、家に帰ったらたくさんスキンシップをして、愛情を注げばいいだけです。
子供を幼稚園に入れるタイミング
ここからは、幼稚園に入れるタイミングについて解説していきます。幼稚園の場合、各園によって受け入れの年齢やタイミングが異なり、以下のようなパターンがあります。
満3歳~(3年保育)
長く幼稚園に行くことのメリットは、やはり小学校に入学する前に対人での経験が多くできるということでしょう。幼稚園によっては生まれ月に応じて入園を前倒しでき、4年間通える場合もあります。
満4歳~(2年保育)
早生まれの子供や、体調に不安のある子供の場合は、2年保育も選択肢の一つでしょう。また、満4歳~でも早すぎると感じる場合には、更に短い期間でも受け付けてくれる幼稚園もあるので、積極的に調べてみましょう。
プレ保育
正式に幼稚園に入園する前に、プレ保育を実施している幼稚園もあります。プレ保育を利用することで、実際に子供の様子を見てから幼稚園を選べるというメリットがあります。内容や期間も含め、入園させたい幼稚園があれば問い合わせてみるとよいでしょう。
幼稚園探しのタイミング
幼稚園は国立・公立・私立の3種類があり、更にそれぞれの幼稚園によって願書や受け入れの仕組み、タイミングが異なります。特に、プレ保育を利用したい場合は早めに調べて、複数の候補を考えておくとよいでしょう。願書の提出時期は11月が多いものの、幼稚園ごとに配布時期等に違いがあるため注意が必要です。
まとめ:入園させたい時期は早めに決めておく
保育園と幼稚園のどちらに入れるにしても、どこに入園させるかの決定とその後の手続きには時間がかかります。特に保育園の場合、ベストタイミングは地域や家庭による違いがあるものの、入園しやすい時期は知っておくべきです。探すタイミングは早い方がいいですが、初めから1ヶ所に絞らず、いくつか候補を決めて全部に当たってみるのがおすすめです。