保育園探しのタイミング
保育園に入れたいと思っていても、必ず入園できるとは限りません。現在保育園不足が深刻化しており、待機児童が増えています。今すぐではないとしても、将来子供を保育園に入れたいと考えているなら保育園探しは早い方がいいかもしれません。
妊娠中
妊娠中でもいずれ子供を保育園に預けて働くつもりなら、生まれる前から保育園探しをしておくといいでしょう。保育園の新学期は4月ですが、申込期間は前年の秋ごろから始まります。大きなおなかで保育園探しは大変ですが、そうでもしないと生まれてから探しても、すでにいっぱいで待機児童になる可能性が高くなります。
保育園には認可保育園と無認可保育園があります。認可保育園の方が設備も保育士の数も整っているので、認可保育園の人気は高くなります。希望する保育園が認可保育園なら早めに行動しましょう。
産休中
妊娠中はすぐに働く予定ではなかったのに、突然働かなくてはいけなくなったという場合などは産休中に保育園探しをしないといけません。希望する保育園があってもそこに入れるという保証はありませんので、予約は1ヶ所だけでは不安です。地域や時期による違いはありますが、10ヶ所ほど予約を入れて、やっと決まったというケースも珍しくありません。
産休は期間が限られており、保育園探しをするならできるだけ早くに開始して、いくつか候補を決めておく必要があります。
産休明け
産休明けに保育園探しをするということもできますが、出産後は何があるか分かりません。産後になかなか体調が戻らないと、働くのもつらいですし、保育園探しが可能でも、その間子供を見てくれる人がいないと、子供を連れて保育園探しをすることになり、想像以上に大変です。
育児休暇中
育児休暇は最長で2年あります。たいていの場合は1歳の誕生日前日までを育児休暇としていますが、その間に保育園が見つからない場合は、会社に申請することで延長できます。しかし待機児童が多いなか、確実に入れる保育園を見つけられる保証はありません。育児休暇前から申請していても、保育園に空きが出ない限り入れてもらえません。
保育園に預ける場合、産休や育児休暇など仕事復帰する前の時間があるなら保育園探しはできますが、保育園は原則4月が新学期です。新学期からの入園は比較的スムーズですが、仕事復帰のタイミングで申し込んでも、中途入園は受け付けていないところもあります。入園のタイミングを4月の新学期にして行動するといいでしょう。