子供にまつわる行事をご紹介!年中行事を大切にする理由とは? - cocoiro(ココイロ)

子供に関する行事・年中行事を大切にする理由とは?

子供を取り巻く環境は変わりつつあるものの、子供の成長の節目となる行事は習慣として続いています。子供が生まれてから1歳になるまでの間にさえもいくつか行事があるほど、行事を通して子供の成長を祝うのが習わしです。これから子供が生まれる予定の人や、もうすぐ行事を迎えるという人に役立つよう、1歳までの行事とその楽しみ方をご紹介します。

子供が誕生して1年間の主なお祝い行事

子供が誕生して1年間の主なお祝い行事
子供が生まれるということは家族にとっておめでたいことで、盛大にお祝いしたい気になるでしょう。しばらくの間は子供中心の忙しい毎日になりますが、1歳になるまでの間だけでもいくつかの行事があります。行事には意味があり、子供の成長を実感できる貴重な経験となります。親にとってもいい思い出になるので、行事に興味がないという方も子供のための行事に参加してみてください。

お七夜

お七夜は赤ちゃんが生まれてから7日目の夜に行います。「命名式」ともいわれるように、赤ちゃんの名前を決め、名前を書いた命名書を飾って祝います。祝い方は地域による違いがありますが、身内だけでお祝いの席を設け食事会をします。ちょうど赤ちゃんとお母さんが退院する日になるので、退院祝いとお七夜を兼ねることが多いです。初めて自宅に家族がそろう記念すべき日となります。

お宮参り

お宮参りは神社で行います。お宮参りをする時期も地域による違いはありますが、生後30日過ぎから行われます。きっちり30日後とは決まっていないので、赤ちゃんとお母さんの体調と相談しながら日にちを決めます。

お宮参りにはお母さんの実家が衣装を贈るのが習わしです。正式に着物や紋付きを着せる場合もありますが、ドレスとケープという赤ちゃんが快適な服装を選ぶ方が多いです。衣装を贈るのはお母さんの実家ですが、お宮参りに同席するのは父方の祖父母です。お参りの仕方は神社によって異なりますので、指示に従えばOKです。

初節句

赤ちゃんが生まれる月によっても変わりますが、生まれて初めて迎える節句を初節句として祝います。女の子なら3月3日のひな祭り、男の子なら5月5日の端午の節句が初節句となります。

ただし生まれた翌月が初節句になるような場合は、まだお祝いをする時期ではないこともあるため翌年に持ち越すこともあります。女の子にはひな人形を、男の子にはかぶとや武者人形を贈ります。こいのぼりを飾るのも恒例となっていますが、住宅事情により省略することも多くなっています。

初誕生

名前の通り、初めて迎える誕生日(1歳の誕生日)のお祝いです。子供が生まれてからいろいろなことがあるので、両親にとっても感慨深い日となります。初誕生は盛大に祝うこともあれば、家族水入らずで祝いたいという人もいますので、スタイルは人それぞれです。

たいていの場合、孫の初めての誕生日ということもあって、双方の祖父母もお祝いしたがります。どういう形でお祝いするかは、家族で話し合って決めるのがいいでしょう。