子どもを叩きたくなる衝動を抑える3つの方法
自分で感情をコントロールできないと、相手が子供であっても叩いてしまうことがあります。叩くことがすべて悪いとは限りませんが、叩かれた子供は傷つきますし、親子関係に影響が及ばないとも限りません。どうしても叩く衝動を抑えられないという人が、知っておくと役に立つ、叩く衝動を抑える方法をご紹介します。
深呼吸や数を数える
親も人間ですから、子供に腹を立てたりイラっとしたりすることはあります。しかしここで感情に流されてしまうのはおすすめできません。叩いて後悔するなら叩かないよう自分をコントロールするコツを覚えればいいのです。
イラっとしたときは行動に出る前に、深呼吸をしてみてください。数を数えるのも有効です。イラっとしたり感情が高ぶったりしたとき、そこでワンクッション置くことで冷静になれます。深呼吸は3~5回、数を数えるときはゆっくり5~10でもいいです。自分が落ち着ける数を数えましょう。「落ち着いて」と声に出して自分に言い聞かせるのも効果的です。
どうして叩いてしまうのか原因を考える
子供を叩いてしまった後に、なぜ叩いたのかを考えましょう。子供のためにと思っての行動でも、もしかしたら自分の言う通りにしないことに腹を立てて叩いてしまったのかもしれません。理由はあっても、それを受け入れ反省できれば次からは叩く前に考えるようになれるでしょう。
ストレス・悩みを抱え込まない
子育てにはたくさんの苦労がつきものです。どんなに頑張っても報われない、誰も褒めてくれないと嫌になってしまうこともあるでしょう。誰にも相談できないと、ストレスだけがたまっていきます。ストレスのはけ口で子供を叩くのはおすすめできません。
身近に相談できる人がいないなら、行政を頼ってみてはいかがでしょうか。子育ての悩みを聞いてくれる窓口などもあります。抱え込むと自分もつらくなるので、吐き出せるところを見つけることが大切です。
まとめ:子供を安易に叩くのは避けよう
子供を叩く、これは子供も叩いた親も両者ともに心に傷を負います。なぜ叩いてしまうのか、その理由や心理は人それぞれです。叩かずに解決する方法もきっとあるので、できることから始めてみてください。