子供を叩く親はどういう心理状態?衝動を抑える3つの方法 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

子供を叩いてしまった時のフォロー

子供を叩いてしまった時のフォロー
子供を愛する気持ちがあっても、叩いてしまうことはあります。叩くしつけについては賛否両論ありますが、子供を叩いてしまった場合はフォローが大切です。叩きっぱなしだと子供に恐怖心を植えつけるので、親を信頼も尊敬もできなくなってしまいます。叩く理由がある場合、叩いた後のフォローを怠ってはいけません。

叩いてしまった理由を説明する

親が子供を叩くにしても、必ず理由があります。子供のためを思っての行動であっても、子供は親の気持ちなど理解できませんから、「叩かれた」という事実だけが残ります。子供は叩かれたショックや、親に対する恐怖心、親に嫌われたのではないかという不安で頭がいっぱいになってしまいます。

叩かずに言い聞かせることができたとしても、咄嗟に叩いてしまうことはあります。この場合はすぐに子供に叩いた理由を説明しましょう。絶対にそのまま放置してはいけません。子供も叩かれた理由がわかれば、次から叩かれないよう注意するようになります。

叩いてしまったことを子供に謝る

子供を叩いてしまったとき、たいていの親は心が痛みます。叩く理由にもよりますが、叩かないと分からないときは、とっさに手が出てしまうこともあります。子供も親に叩かれれば痛いですし、ショックを受けます。

叩かれた理由が分からないと、何かするたびに親に叩かれると思い、親が近くに来るだけでも身構えるようになります。これでは子供は親を信頼できません。叩いてしまったとしても、その後叩いたことを子供に謝りましょう。そしてなぜ叩いたのかをきちんと説明し、憎いとか嫌いだから叩いたわけではないことを理解させることが大切です。

子供たちの成長を促す

叱らない子育てが注目されつつありますが、何をしてもOKというわけではありません。これを履き違えてしまうと、何をしてもいいと思ってわがままな子供がそのまま大人になってしまいます。叱るのもときには必要ですし、叱るときに手が出てしまうこともあります。

叩いても親がきちんとフォローしていれば、良いことと悪いことを区別できるようになります。これは結果的に子供の成長を促すのに役立ちます。