小学低学年の読書感想文の書き方
いざ、読む本が決まっても書き方がわからずに読書感想文が進まない小学生も少なくありません。
読書感想文を書くときのポイントをご紹介します。
読書感想文を書くときの5つのポイント
書き出しは本との出会いを書く
その本を選んだきっかけを書き出しに書くと、スムーズに書き始めることができます。
タイトル・本のカバーのデザインが気に入ったなど様々な出会い方があると思います。
次に本のあらすじを書いていく
書き出しの本の出会いの後には本のあらすじを書いてみましょう。
5W1Hを意識しながら、子供にどの様な話だったのかを聞いてあげましょう。
感情の変化を書く
本を読み進める中で心が動かされた場面を書いていきます。
おもしろかった、悲しくなった、なるほどと思ったなど感情の変化があった部分に意識して文章を書いていきましょう。
好きな登場人物の話なども良いでしょう。
感情が動いた理由
感情の変化をかけたら、その理由を書き進めていきます。
どうして面白いと感じたのか、どうしてその登場人物が好きなのかなどと子供に問いかけてあげてください。
あくまで子供の感想文ですので、こちらの意見を押し付けるのではなく聞いてあげる姿勢が大切です。
子供に上手に質問をする質問力についてはこちらの記事で解説しています。
本を読んだ後の感情の変化
本を読んだ後の自分の変化や、影響を受けたことを最後に書きます。
最終的にどういう感情になったのか、本からどういうことを新たに思う様になったのかなどを子供に聞いてあげましょう。
まとめ:子供のタイプに合った本選びを
読書感想文というと、小学1年生にして初めて向き合う重い宿題。本選びを間違えると、宿題は宿題の域を出ず、ただ厳しいものになってしまいます。しかし、本当に素晴らしい1冊を手に取ることができれば、課題である以上に、人に伝えたいという想いが生まれてくるでしょう。良い本を見つけて、先生に見てもらうことが待ち遠しくなるような読書感想文を作りましょう。
参考
【小学校低学年向け】読書感想文の書き方!本の選び方や構成・コツ|子育て19
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