中学受験をするデメリット(親)
中学受験をするなら、親のサポートは必要不可欠!塾の時間に合わせて家族の生活時間も変わってきますし、毎月の塾代に夏期講習など、出費も相当なものに。
金銭的な負担の他、精神面のフォロー、学校の宿題のチェックや受験する学校の説明会への参加など、手をかける部分がたくさん出てくるのです。
子供が勉強できる環境を整え、親はそのサポートに徹する。
これが受験準備をスタートする年齢が早ければ早いほど、長い期間実践していくことになるのです。
志望校を決める場合も塾の先生と相談しながら進めていかなくてはいけません。しかし、思うように学力が伸びず、志望校を変える場合、家庭で子供のフォローをするなど、その都度家族で考えて選択していかなくてはいけないのです。
家族で話し合うことが大事
中学受験は、親だけではなく、子供もプレッシャーと戦いながら家族で向き合っていく必要があります。
しかし、地道に努力をするのが嫌いな子供や、友達との遊びを優先したい子には相当な負担がかかってしまいます。
子供の性格を見据えた上で、公立中学の環境や、受験後の将来設計など、おおまかに考えた上で、慎重に判断しなくてはいけません。
仲の良いお友達が中学受験をするという話を聞くと、どうしようか迷いますが、決して安易に判断せず、時間をかけて情報収集すること。そして、デメリットについても、家族で乗り越える体制を取ってこそはじめて実践できるものです。
中学に進学したその先のことも視野に入れて慎重に判断するようにしましょう。
チャレンジしつつ途中で方向転換もあり
子供と相談した上で、受験勉強をはじめたとしても、実際にはじめてみると想像以上に大変なことが分かります。
決めたこととはいえ、子供にストレスがかかり体調に異変を感じたら、途中で方向転換するという方法もあります。
志望校を変えることや、ストレスを減らせるよう、子供が楽しみにしていることを取り入れてあげるなど、ちょっとした工夫でモチベーションも回復するものです。
それでも、状況が変わらないようならいっそのこと受験を辞めるという選択肢もあります。
大事なのは子供の気持ちなので、子供に寄り添って家族で相談するようにしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
中学を受験するかどうかは非常に難しい選択になります。もし、受験するとなったら、家族で取り組む必要がありますし、受験しないにしても、小学校生活の中で何を優先すべきかを親が考える必要があります。子供の考えも聞いた上で、少しずつ話し合うようにしてみましょう。