記憶力をアップさせたい!幼児英才教育でするべきことは? - cocoiro(ココイロ) - Page 2

記憶力をアップさせる英才教育法

それでは、具体的に子供の記憶力をアップさせるためには、どのような英才教育を行ったらいいのでしょうか。具体的にみてみましょう。

絵本をたくさん読む

子供の記憶力を鍛えるためにも、幼いころは絵本などに触れる環境をたくさん作りましょう。絵本に毎日触れ合うことで、想像力はもちろん、読解力も養うことができます。同じ本だけでなく、さまざまな種類の本を読むことで、視野も広がり、知識を得ることができます。お気に入りの本がある場合は、何度も繰り返し読むことで語彙力の向上も期待できます。

3歳まではストーリーを理解するのはなかなか難しいかもしれませんが、色や名前などを指差しして一緒に見たり、教えたりするだけでも十分楽しむことができます。仕掛け絵本などにも触れさせて、絵本の楽しさを教えてあげましょう。3歳前後になると好奇心が旺盛になるため、読解力や知識もアップします。言葉を覚え始めた頃から記憶力が定着するようになりますので、普段から絵本に触れさせる機会を増やし、記憶力を向上させるトレーニングをしましょう。

積極的にコミュニケーションをする

普段の子供との会話の中にも、記憶力を鍛えるコツがあります。まずは毎日の会話の中に、質問や疑問を加えてみましょう。例えば、絵本に出てくる動物の名前や色、「どうして?」「なぜ?」といった質問をすることで、思考力や創造力が育まれ、子供自ら考える力が鍛えられます。子供の年齢に合わせて積極的にコミュニケーションをしていくことで脳や五感が刺激され、英才教育に役立てることができます。

運動や手先を使う遊びをする

絵本に触れさせる以外にも、子供の成長に合わせてたくさん体を動かす機会を作ることも、英才教育につながります。有酸素運動によるトレーニングを行うことで、記憶力を司る脳の海馬が大きくなったり、運動を継続して行うことで脳の認知機能が強化されることが近年明らかになっています。

運動には脳が衰えていくスピードを遅くする効果もあるといわれているので、体を動かすことで考える力が増し感受性も豊かになります。また、手先を使うような積み木のおもちゃを使用することで、脳の神経細胞が活性化され、記憶力の向上にもつながります。

「楽しい」と思える遊びをする

英才教育といっても、子供に強要してしまうのは逆効果です。ストレスを感じることで記憶力が低下し、子供のやる気も失われてしまいます。ゲーム感覚で遊びながらできることなど、子供が楽しいと感じる遊びを積極的にするようにしましょう。トランプを使った神経衰弱ゲームなど、記憶が勝利に結びつくゲームも、親子で一緒に遊ぶと楽しいかもしれません。