80年代の不良がいまおしゃれ?おすすめヤンキーファッション! - cocoiro(ココイロ) - Page 3

雑誌で情報収集

スマホはもちろん携帯やパソコンさえもない時代、ヤンキーにとっても貴重な情報源と言えば雑誌でした。

男子に人気があったのは「チャンプロード」「ティーンズロード」などのバイク雑誌、女子は「ギャルズライフ」「エルティーン」「ポップティーン」などの総合誌を愛読していました。

参考

嗚呼、懐かしき『昭和のヤンキー』!特徴的な服装や髪型、車などがイカしてた!喧嘩の武勇伝あるあるも振り返る! – Middle Edge(ミドルエッジ)

ロックンロールが人気

ヤンキーたちの中では、矢沢永吉が在籍していた「キャロル」、舘ひろしがボーカルをしていた「クールス」など、革ジャンにサングラス、リーゼントといった姿のロックバンドが人気でした。

その後、爆発的な人気を博したのが「横浜銀蝿」。正式名称は「THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL」。セカンドシングル「ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)で、オリコン・シングルチャート2位を記録。続いて「羯徒毘璐薫’狼琉(かっとびろっくんろーる)」「ツッパリHigh School Rock’n Roll(試験編)」などヒット曲を連発しました。

横浜銀蠅は嶋大輔や「紅麗威甦(グリース)」の杉本哲太らを弟分としてデビューさせ「銀蝿一家」として人気を博していました。

参考

キャロルから始まったリーゼントのロックンローラーたちは、いつだって不良、つっぱり、ヤンキー達の憧れのマトだ! – Middle Edge(ミドルエッジ) : 

80年代は不良が多かったのか

ヤンキーファッションの流行を見ると「80年代は不良だらけだったのでは」という印象を受けるかも知れません。実際にはどうだったのでしょうか。

文科省の資料を見ると1983年には「少年非行の第3のピーク」という記述があります。

また少年による刑法犯 検挙人員・人口比(年齢層別)を見てみると1985年は検挙人員が25万132人だったのに対し、2015年は48,680人と大幅に減っています。

やはり印象通り、不良は多かったと言わざるを得ないようです。

参考

生徒指導関係略年表について!文部科学省

平成28年版 犯罪白書 第3編/第1章/第1節/2

まとめ

今の若者とは違う文化を持つ80年代のヤンキーたち。当時を知る人たちにとっては懐かしく、始めて接する人には新鮮なカルチャーでしょう。機会があったらヤンキーファッションで決めてみるのもいいかもしれません。

参考
変形学生服といえば長ラン短ランに、ボンタンドカン。学ランファッションの歴史を振り返ります。| Middle Edge(ミドルエッジ)
ドラマ「今日から俺は!」にみる80年代つっぱりファッションと髪型
学生服(制服)の歴史 | 年代流行

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