子供が一人で行動する機会が増えてきたときに考え始めるのが、キッズ携帯を持たせることではないでしょうか。しかし、キッズ携帯は会社によってサービスや機能が異なり、どれを選べばいいのか悩むことでしょう。そこで今回は、おすすめのキッズ携帯をはじめ、その特徴や機能、使用の際のルールなどをご紹介します。
もくじ
子供にキッズ携帯をいつから持たせるべき?
子供にキッズ携帯を持たせようと考えるときに気になるのが、「いつから持たせるべきか」ということではないでしょうか。
2017年7月19日〜7月20日に、通信サービスを手がけるトーンモバイルがサムライト社を通じてWeb調査を行いました。子供に携帯電話やスマートフォンを持たせている20〜50代の男女140人に「いつから持たせたのか」という質問をしたところ、高校1年生が最も多く、次いで中学1年生という結果になりました。
(参照元:子供に携帯・スマホはいつから持たせるべき? 200人の親に聞きました|TONE公式コラム)
持たせた理由には「いつでも連絡を取れるように」「防犯のため」「心配だから」「電車通学なので」などが挙がっており、どの年代の子供の親も子供の安全を守るために持たせているということが分かりました。
キッズ携帯の特徴や機能とは?
キッズ携帯は、通常の携帯電話やスマートフォンとは何が違うのでしょう。また、キッズ携帯ではどんなことができて、どんなことができないのでしょうか。特徴や機能をご説明します。
登録された番号とのみ通話やショートメールができる
キッズ携帯では基本的に、電話帳に登録された番号とのみしか通話やショートメールができないようになっています。そのため、子供が間違って電話やメールをすることを避けることができます。また、未登録番号からの着信はブロックしてくれるので、見知らぬ人と話したり、メールのやり取りをしたりする心配がありません。
端末料金や基本料金が安い
通常の携帯電話やスマートフォンの端末を新規で購入した場合、1台数万円はかかります。特にスマートフォンはフィーチャーフォン(一般の携帯電話)よりも値段が高くなりますが、キッズ携帯は、端末料金が1万〜2万円ほどです。
また、通常の携帯電話やスマートフォンの基本料金は、月に1回線あたり5,000〜10,000円ほどかかります。一方のキッズ携帯は月に1,000円未満で利用できることが多く、基本料金が安く済ませることができます。
Eメール、アプリ、インターネットが使えない
キッズ携帯は、電話帳登録してある相手としか連絡が取れないだけではなく、Eメールやアプリ、インターネットも使えないようになっていることがほとんどです。
使える場合でも、フィルタリング設定などを利用して親があらかじめ制限をかけることができ、有害サイトにアクセスしたり、危険なアプリをインストールしたり、インターネットやゲームの使いすぎを未然に防ぐことができます。
GPSや防犯ブザーがついている
子供にキッズ携帯を持たせる一番の理由は、子供の安全を守ることでしょう。キッズ携帯には通常の携帯電話やスマートフォンにはない、子供の安全を守る機能がついています。
ひもを引っ張ると大きなブザーが鳴る「防犯ブザー」や、子供の居場所を親の携帯電話やスマートフォンで確認できるできる「GPS機能」をはじめ、子供の帰宅の自動通知や、万一のときにプロの警備員が出動してくれるサービスなどがあります。