筆算を分かりやすく教えるためにすること
子供が苦戦しがちな筆算ですが、筆算を分かりやすく教えるためには特に以下の点について意識してみましょう。
筆算は位ごとに線を引いて分かりやすく
筆算を行う際に最も重要なことは、位ごとに揃えて数字を書いていくことです。最初は一の位と十の位にそれぞれ線を引いて分かりやすくするのもいいでしょう。また、筆算で繰り上がりの「1」の数字や、繰り下がった後の数字は、繰り上げたことを忘れないために補助的に書くのもいいでしょう。補助数字の場合は小さな字で書いておけば混乱することもないため、子供が分かるような方法で数字を書いていくようにしましょう。
色分けして計算させるのもおすすめ
二桁×二桁の掛け算の場合、筆算では二桁×一桁の計算を2回行うことになります。その場合、最初の計算と2回目の計算を色分けすると、理解しやすいかもしれません。もし子供が逆に混乱する場合は控えた方がいいですが、手順を色で示すことで頭の整理がつきやすい効果もあります。
掛け算の筆算は繰り返し練習しよう
子供にとって掛け算の筆算は、算数に対して苦手意識を持つきっかけとなるかもしれません。複雑そうに見える計算法ですが、今回ご紹介したような計算の方法さえ理解してしまえば、二桁以上の掛け算の計算も筆算で正確に解くことができます。この記事を参考に、掛け算の筆算の練習を繰り返し行い、子供が算数を好きになるようサポートしましょう。
参考
筆算などで計算ミスが多い子 – スッキリ解決☆学びにくい子への学習つまずきサポート|明治図書オンライン「教育zine」
かけ算(掛け算)の教え方は水道方式でわかりやすく!|数学で育ちあう会
掛け算の筆算の計算手順|筆算の仕組みを子どもに教える方法を紹介|数学FUN
【算数】筆算やくり上がりの1や、くり下がりの数字の書き方は?|ベネッセ教育情報サイト
お魚プレートを使って2桁の掛け算をする「ゴースト暗算」の方法|数学FUN
「0の掛け算はなぜ0になるの?」子どもに理由を上手に教える方法|数学FUN