算数が苦手な子におすすめしたい、筆算を用いた掛け算の教え方を紹介

小学校の算数の授業で習う掛け算ですが、掛け算を理解していても計算ミスが続いたりすると、子供の算数に取り組むモチベーションが下がってしまいます。紙に書いて計算する方法を筆算と呼びますが、筆算を用いた掛け算の場合は、教え方を工夫することで掛け算を得意分野へと導くことができます。今回は、算数が苦手な子供におすすめの筆算を用いた掛け算の教え方についてご紹介します。

筆算を使った掛け算の教え方

小学校の2年生ごろに習う算数の掛け算といえば、「九九」の暗唱をイメージする方も多いでしょう。掛け算はそれまで習った足し算や引き算とは違った性質を持っていますが、一桁の掛け算なら暗記するだけなのでそれほど難しいことではありません。しかし、二桁の掛け算の場合は子供に理論を教えることが難しく、筆算を用いて掛け算の練習問題を解いて計算方法を覚えていきます。筆算を使った掛け算の教え方としては、以下のポイントを意識してみましょう。

九九の暗記が合っているか繰り返し確認する

二桁の掛け算の計算の前に、まずは九九がしっかりと暗記できているかどうか確認するのがいいでしょう。子供の中には掛け算の暗記が苦手な子もいるので、1の段から9の段まで順番に暗記の練習をし、間違える部分は足し算を取り入れながら理解し覚えていくのがおすすめです。例えば、「7×4」の計算の場合は、「7+7+7+7」と同じ答えになるので、子供が理屈で理解するタイプの場合は、最初は足し算を取り入れるのもおすすめです。

二桁×一桁の計算の教え方

二桁×一桁の掛け算の計算をする場合は、筆算を用いて計算しましょう。例えば、「32×3」の場合、最初に下の数字と上の数字の一の位の掛け算をするので、「3×2=6」、次に下の数字と上の数字の十の位の掛け算の計算をして「3×3=9」となります。十の位と一の位の答えをそれぞれ書くと、答えは96となります。

次に、「34×3」の筆算を行う場合ですが、まずは一の位同士の掛け算をするので「3×4=12」、次に十の位の計算をして「3×3=9」となります。ここで注意したいのが、筆算では位を揃えて書くことです。一の位の和である12の下に、十の位の9を書きますが、12の1の下に9を書くため、最終的には「1+9=10」という十の位の計算が加わり、答えは102となります。初めは筆算の意味を考えながら、位ごとに揃えてていねいに書くようにしましょう。