さまざまな不良たちが活躍!中高生におすすめの不良に関する小説5選 ( 2 )

(3)青少年のための小説入門(集英社)

中高生におすすめの不良小説の3つ目は、『青少年のための小説入門』(集英社)です。当作品のあらすじについて、公式サイトでは以下のように記載されています。

いじめられっ子の中学生・一真は、万引きを強要された店でヤンキーの登と出会う。

一真のピンチを救った登は「小説の朗読をしてくれ」と不思議な提案を持ちかけた。

名作小説を共に読むうち、いつしかふたりは本の面白さに熱狂しはじめる——。

(引用元:青少年のための小説入門|RENZABURO

いじめられっ子とヤンキーという異色のコンビが、ともに面白い小説を作るという目標に向かって努力していくという物語です。一真が登に著名な小説を読んであげるうちに、2人は小説の面白さに引き込まれていきます。本編中では以下のような著名な小説も紹介されています。

  • 『坊っちゃん』(ちくま文庫)
  • 「羅生門」(新潮文庫、『羅生門・鼻』所収)
  • 「蒲団」(新潮文庫、『蒲団・重右衛門の最後』所収)
  • 『変身』(新潮文庫)
  • 『偉大なギャツビー』(集英社文庫)

1冊の小説を読み進めていくうちに、数多くの文学作品を知ることができます。また作品中で紹介された小説に興味を持てば、自ら読みたいと手を伸ばすかもしれません。子供の興味を引きながらも、知識を広げてほしいという場合におすすめの小説です。

(4)屋上ミサイル(宝島社)

中高生におすすめの不良小説の4つ目は、『屋上ミサイル』(宝島社)です。当作品は2009年の第7回「このミステリーがすごい!」で大賞を獲得し一躍話題となりました。

物語の舞台は高校の屋上です。そこでデザイン科に通う辻尾アカネや不良の国重嘉人らの4人が出会い、物語が進んでいきます。公式サイトでは、以下のようにあらすじが紹介されています。

屋上への愛情が共通しているということから、国重の強引な提案で“屋上部”を結成することになった四人。屋上の平和を守るため、通行人を襲う罰神様騒動、陸上部のマドンナ・ストーカー事件、殺し屋との遭遇などに巻き込まれることになる。それらはすべて、ひとつの事件に繋がっていた!

(引用元:屋上ミサイル|宝島CHANNEL

これまで出会うことのなかったような、個性を持つ4人が結束し、さまざまな事件に立ち向かっていきます。ミステリーでありながら、高校生の青春模様が描かれた小説です。

(5)漫才ギャング(幻冬社よしもと文庫)

中高生におすすめの不良小説の5つ目は『漫才ギャング』(幻冬社よしもと文庫)です。『ドロップ』(リトルモアブックス)と同様に、品川ヒロシさんの作品です。

当作品は、タイトルのとおりお笑い芸人が主人公の話です。公式サイトでは、以下のようにあらすじが紹介されています。

相方に解散を告げられた売れない芸人・飛夫。喧嘩を繰り返す札付きの不良・龍平。留置場で出会った二人が漫才コンビを結成!? 夢にかける熱い青春を描いた、『ドロップ』に続く傑作感動小説。

(引用元:漫才ギャング|幻冬舎

お笑い芸人と不良という、特殊な組み合わせの2人が主人公。あらすじにある通り、2人でお笑い芸人を目指していくストーリーです。しかしほかの不良たちの登場もあり、笑いあり、けんかありの作品となっています。

また、本作品は2011年に映画化されています。著名なキャストで話題となっており、ともに映画を見ても楽しめるでしょう。