タブレット学習は目に悪い?気になるデメリットを徹底解説! ( 2 )

タブレット学習で勉強は身につかないって本当?

タブレット学習にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。ここでは3つのポイントに分けて解説します。

すぐ解答が見られる

子供は問題が解けないと、深く考えることなく、すぐに答えを見てしまうこともあるでしょう。これはタブレット学習に限ったことではなく、紙の学習教材の場合にも起こり得る行為です。ただ、タブレット学習の場合は、問題の後にワンタッチ操作で答えが見られることが多いため、「自分の頭で考えない癖がつくのでは?」と不安に思う人もいるかもしれません。

答えを先に見ることが必ずしも悪いとも言い切れません。答えを流し読みするのはダメですが、そうではなく「どうしてこの答えになるのか」をきちんと理解できていれば、まったく問題ないでしょう。

実際よりも「勉強をやった気持ち」になりやすい

タブレット学習の教材は多くの場合、アニメーションやゲームなどを使って、楽しく勉強できるように工夫されています。そのため、「続きが気になる」「もっとやりたい」となりやすい反面、子供によっては内容を理解せずにサクサク先に進んでしまうことも。

学習をどんどん進めることで「勉強した気持ち」になり、「いっぱい勉強を頑張った!」と満足しても、実は問題の意味や中身を「分かった気持ちになっているだけ」というケースもあります。タブレット学習のみならず、勉強は理解しながら進めることが大事です。子供によっては親のフォローアップが必要な場合もあります。

タブレット学習だけではすべてをカバーできない

タブレット学習は「反復学習」や「勉強の習慣づけ」などに優れていますが、家庭学習のすべてをカバーできるわけではありません。タブレット学習では、基本的に「1つの問題に対して、1つの解説」が流れます。分からない問題があった場合、この解説自体が理解できないとなると、苦手意識を持ってしまうこともあるかもしれません。この場合は、さまざまな角度から問題を解説する対人指導が有効です。

また、暗記系の学習は手を動かすことで、効率よく覚えることができるとされています。アメリカのプリンストン大学とカルフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者も、「手書きで勉強する方が記憶に定着しやすい」と発表しています。「タブレット学習だけでOK」とするのではなく、プリント学習や実際に紙に書く学習も取り入れることで、確かな学力が身につけられるでしょう。

参考
あなどれない「手書き」の学習効果|WSJ