タブレット学習は目に悪い?気になるデメリットを徹底解説!

タブレット学習は、映像や音声などを使って楽しく学べると評判の教材です。しかし、親世代にあまりなじみのないアイテムでもあるので、「メリットがある分、デメリットもあるはず」「いざ子供に使わせるとなると悩んでしまう」という人もいることでしょう。そこで今回は、タブレット学習のデメリットについて徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。

タブレット学習が心身に与える影響と対策

まずは、タブレット学習が心身に与える影響と、その対策を解説します。

タブレット学習で視力が低下する?

子供の視力低下はできるだけ避けたいものです。一般的に「近くのものを長時間見続けること」は、目が悪くなる原因とされています。これはタブレット学習だけでなく、読書や紙のテキストを使うときなどにも当てはまります。顔と対象物(タブレットや紙のテキストなど)の距離や使用時間さえ守れば、過度に不安がる必要はないでしょう。ここでは、視力低下を防ぐ対策をご紹介します。

【対策1】適切な使用時間と環境を守って使う

タブレット端末は手軽に持ち運べる分便利ですが注意も必要です。顔とタブレットの距離が近いと、目に負担がかかり、視力低下を招きます。タブレットは紙での学習と違い、ソファやベッドなどで寝転がった状態でも使えますが、寝転がると顔とタブレットの距離が近くなりがちです。タブレット使用時は、きちんと座って、顔とタブレットの距離を30cmほど離すようにしましょう。

そのほか、使用時間と環境も大切です。小児眼科や眼精疲労に詳しい浜由起子氏は、「10歳前後までの子供は、長時間近くを見続けても、目の疲れを感じない」と指摘しています。子供は集中したり、楽しかったりすると時間を忘れてしまうものです。タブレット学習を完全に子供任せにせず、「15~30分ごとに休憩の声かけ」をするといいでしょう。

参考
子どもは目の疲れを感じないので注意! スマホ・ネット利用で親が知っておきたい4つのこと|AERA dot.

【対策2】ブルーライトカットの眼鏡を使用

パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの画面から出る「ブルーライト」は、人体にさまざまな影響を及ぼすとされています。眼科医の綾木雅彦氏はブルーライトの影響として、「眼精疲労」と「体内リズムの乱れ」「睡眠の質低下」を挙げています。ブルーライト対策としておすすめなのが、かけるだけでブルーライトから目を守ってくれる専用眼鏡です。度の入っていない眼鏡なので、子供でも安心してかけられます。

インターネットで手軽に購入できるほか、眼鏡専門店でも取り扱いがあるので、サイズ感が気になる人は試着してから購入するといいかもしれません。購入時は必ず「子供サイズ」のものを選びましょう。

【対策3】ブルーライトカットの保護シートを使用

タブレット端末の画面に直接貼り付けるだけで、ブルーライトをカットしてくれるアイテムです。タブレットの画面は細かなキズや汚れが付きやすいものですが、このシートは画面保護の役割もあるため、キズ・汚れ防止にもおすすめです。タッチペンの書き心地や使用感も問題ないとするレビューが多く、なかには「シートを付けた方が書き心地がいい!」という商品もあります。

記憶力や思考力が失われて「デジタル認知症」に?

デジタル認知症とは、デジタル端末を長時間操作し続けることにより、思考力や記憶力が低下する現象です。タブレット学習は「デジタル端末」を使用するということもあり、「勉強にタブレット端末を使うのは危険?」と心配に思う人もいるかもしれません。

医師でジャーナリストの森田豊氏は以下のように述べています。

インターネットやスマホなどを毎日6時間以上すると、快感や意欲を感じる脳内物質「ドーパミン」が過剰分泌されて脳細胞が死滅し、認知機能が低下してしまいます。デジタル機器には依存性があるため、これらの症状にさらに拍車を掛けるのです。

(引用元:スマホやりすぎでデジタル認知症/森田豊の健康連載 – 健康|日刊スポーツ

デジタル認知症は「長時間の使用」が問題となりますが、森田氏は使用時間について「毎日6時間以上」としています。タブレットでの家庭学習を毎日6時間以上行うケースはあまり現実的とはいえないため、この問題に関してはさほど気にすることはないでしょう。