カツアゲから子供を守るには 正しい知識を身に着けて対応しよう

「カツアゲ」という言葉を聞いて、良いイメージを思い浮かべる人は少ないでしょう。大人であっても恐ろしいのに、ましてや子供がカツアゲの被害に遭ってしまったらと考えたら、震え上がってしまいませんか? 当記事ではカツアゲが起こった際に子供を守る対応方法などについてご紹介していきます。

カツアゲとは?基本情報を整理しよう

もしも子供に「カツアゲとはどんなもの?」と聞かれたら、どのように答えたらいいのでしょうか? まずはカツアゲの意味や由来など、基本情報を整理していきましょう。

カツアゲの意味

カツアゲとは相手を脅したり怖がらせたりして、お金や物などを巻き上げる行為のことを言います。相手から金品を奪うことを目的としている行為です。

カツアゲは子供同士でも起こり得る行為です。例えば「1,000円持ってきて」、「そのペンちょうだい」などの比較的金額の小さな「カツアゲ」は特に起こりやすいでしょう。

カツアゲの由来

カツアゲは漢字で書くと「喝上げ」。喝は恐喝の「喝」であり、また上げは「巻き上げる」の「上げ」から来ています。

カツアゲという言葉ができた由来については、いくつかの説が唱えられています。不良たちが使い始めた俗語であるという説もあれば、江戸時代の風習であった「鬘(かつら)上げ」に由来しているという説もあります。

しかしどの説に由来していても、人の物を奪う行為を指すものであったことは共通しているよう。カツアゲという言葉が普及する以前から、恐喝に怯える人々は多くいたのでしょう。

参考

カツアゲの意味知ってる?名前の由来と意味について|起源を紡ぐ 意図の糸

カツアゲは犯罪になる?

カツアゲは日常で起こりやすい行為であるため、子供も被害者、そして加害者になり得ます。身近であるとさえ言えるカツアゲは、犯罪に入るのでしょうか?

ご紹介したように、カツアゲとは恐喝のことを指します。そのため「恐喝罪」に当たり、立派な犯罪として扱われ得る行為です。

高校生の息子が同級生にカツアゲされてしまったことを相談された東山法律事務所所長の東山俊弁護士は、同級生への処分について以下のように回答しています。

息子さんが脅されて現金を渡したのであれば、同級生には恐喝罪が成立します。

同級生は未成年でしょうから、少年法が適用され、家庭裁判所の処分を受けることになります。

(引用元:高校生の息子が同級生からカツアゲされた! 学校と警察、どっちに相談すべき?|弁護士ドットコムニュース

奪われた金額が大きいものではなくても、子供は怖い思いをしています。中には心に深い傷を負ってしまう子供もいるでしょう。被害額にかかわらず相手を傷つけた上に利益を得ているのですから、カツアゲは立派な犯罪となるのです。