【子供の少年野球】チーム選びのポイントや費用・メリットなど解説 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

少年野球の費用はどれくらいかかる?

野球はお金がかかるスポーツと言われています。少年野球はどれくらいのお金がかかるのか、気になるところでしょう。以下では、チームに払う費用や道具代がどれくらいかかるか解説していきます。

チームに払う費用

野球チームに払う費用は、チームによって月謝や父母会、遠征費など大きく異なります。あくまで参考程度にご覧ください。

月謝や保険料

月謝は、野球チームによって大きく変わります。道具を揃えていたり、練習や試合が多いチームだと月謝が高くなる傾向にあります。月謝はおおよそ2,000円~1万円程度と思っておきましょう。また、保険料は練習や試合中にケガをしてしまったときの保険で、年間3,000円程度です。

選手登録費

試合に出るときは、所属チームに登録する必要があります。選手登録費とはチームに登録するための費用で、年間2,000円程度です。

父母会、遠征費等

父母会や遠征費もチームによって変わってきます。遠征費は月謝から出すチームもあり、一概にどれくらいかかるとは言えません。どうしても気になる場合は、野球見学に行ったときに監督に聞いてみてもいいでしょう。

道具代

チームに支払う費用以外にも、道具代がかかります。道具の値段はピンからキリまであるので、どの値段のものを買うかはお財布と相談しましょう。ここではおおよその金額をご紹介します。

  • ユニフォーム 10,000円程度
  • グローブ 2,000円~100,00円程度
  • バット 2,000円~数万円
  • スパイク 3,000円から
  • アンダーシャツ 1,000円程度
  • ソックス 300円から
  • ストッキング止め 500円程度

(引用元:子どもが少年野球チームに入るには? メリットから費用まで|ベネッセ教育情報サイト

バットはチームで所有していることが多いので、個人で買う必要はないかもしれません。家で練習したり、自分専用のバットがほしい場合にはバットの購入を考えてみてください。

また、上記以外にもカバン、グローブ入れ、水筒、ボール、スパイクなどの手入れ道具も必要になってきます。

参考

子どもが少年野球チームに入るには? メリットから費用まで|ベネッセ教育情報サイト

どんな子が野球に向いているのか?

我が子は野球に向いているのだろうか……と心配する親御さんもいるのではないでしょうか。高校野球では努力とセンスが問われます。しかし少年野球は、センスも大事ですが、何よりも野球が好きという気持ちが大切ではないでしょうか。

例えば、足が遅くても体格のいい子供はキャッチャーやファーストのポジション、背が低くくてもフットワークが軽ければセカンドやショート、話すのが得意な子供はムードメーカーというように、野球は個人の長所や短所が混ざり合って一つのチームになります。野球が好きなら、その子は野球に向いていると言えるでしょう。

少年野球のメリット

少年野球に入ると、いくつかのメリットがあります。ここでは、筆者が思う4つのメリットをご紹介します。

基礎体力が向上する

野球は全身を使うスポーツです。注目される選手の特徴は足が速い・パワーがある・瞬発力が高いと三拍子揃っている、またはこの3つの内のどれかがずば抜けていることではないでしょうか。理想の選手に近づくために、週に数回、練習や試合をすることで基礎体力が向上します。その結果、風邪や病気になりにくい体に成長します。

仲間が増える

練習や試合で楽しかったことや悔しかったことを一緒に分かち合うチームメイト、すなわち仲間が増えることになります。一緒に苦楽を共にすることで団結力が生まれ、野球チームが一つにまとまっていくでしょう。学校とは違う仲間ができることになり、お子さんのコミュニケーション能力の向上も期待できます。

心が強くなる

レギュラー争い、ライバルに差をつけられた、試合でいい結果が出なかったなど、野球をしていれば常に葛藤との戦いになります。チームメイトは仲間ですが、同時に良きライバルでもあります。ライバルに負けないよう努力することで、子供の心はどんどん強くなっていくでしょう。

礼儀が身につく

中学・高校の野球部は礼儀に厳しいイメージではないでしょうか。実は、少年野球から礼儀についてしっかり指導するチームもあります。すべての少年野球チームがそんなに厳しいわけではありませんが、「ありがとうございました」「すみませんでした」という最低限の礼儀を普段から教えてもらえるだけでも、子供にとっては良い教育になるでしょう。