アクティブ・ラーニング型授業の進め方(個人編)
解答の解説が一通り終わったら、グループワークでの学びを定着させるために個人でもう一度ワークを行い、そのあと授業全体を通して振り返りを行います。グループワークだけでなく、1人で解く時間や振り返りの時間を設けることで、子供たちに授業の内容がしっかり定着するようにします。
確認テストを1人で解く
演習問題の解答が終わったら、今度はグループではなく個人で解きます。個人でも解くことで、しっかり理解している子供とまだ理解できていない子供を教師が把握することができます。子供たちが自分で学べるように導きつつ、理解が追いつかない子供にはしっかりフォローしてあげます。
授業を通して振り返りをする
確認テストが終わったら授業全体の振り返りをします。リフレクションシートなどを用いて、子供たち自身に自分で授業を振り返りをしてもらいます。子供のうちから振り返りのやり方を身につけることで、大人になって困難にぶつかったときにも自分で解決策を見つけられるようになるでしょう。記入済のリフレクションシートは回収し、子供たちがどのようなことを考えていたか教師側で把握しておき、次回の授業に活かします。
まとめ
今回はアクティブ・ラーニングの授業の進め方についてご紹介しました。アクティブ・ラーニングでは、一般的な座学の授業とは違い、自分の頭で深く考え、グループのメンバーと話し合いながら答えを見つけることが求められます。社会に出てからも自分で深く考えたり、仲間と協力したりする力は役に立ちますので、子供がそのような力をつけられるように温かくサポートしてあげましょう。アクティブ・ラーニングに興味のある方は関連記事もご覧になってみてください。
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