近年、EdTechという言葉が話題になっています。なんとなく教育業界とIT業界に関係があるらしいということは知っていても、具体的にはまだまだ知らない人が多いのではないでしょうか? そこで今回は、EdTechとは具体的にどのようなものなのか、Eラーニングとは何が違うのかについてお話します。
もくじ
EdTechとは?
まずはEdTechという言葉の意味と、注目されている背景についてお話します。
教育(Education)×IT(Technology)
EdTechとは、Education×Technologyから作られた造語で、日本語では教育×ITと説明されることが多いようです。EdTechを一言で説明すると、テクノロジーの力で教育にイノベーションを起こす取り組みのことです。海外ではアメリカのシリコンバレーを中心にさまざまなサービスが開発されており、日本ではスタディサプリやStudyplusなどが有名です。
EdTechが注目されている背景
日本でEdTechが注目されているのには主に2つの理由があると言われています。1つ目は情報通信技術の進化によって、大量のデータを安価かつ高速に伝達できるようになったこと。2つ目は文部科学省が2020年までに、小中学校で1人1台タブレットを配布すると発表したことです。また、2020年は5Gが導入される予定の年でもあり、スマホの通信量問題が解決されるとも言われています。いずれにしても、ここ数年で日本の教育は大きく変わるでしょう。
日本で有名なEdTechサービス
インターネット予備校スタディサプリや学習管理アプリStudyplusをはじめ、近年さまざまなEdTechが登場しています。社会人向けのオンライン学習動画配信サービスudemyや、オンライン英会話サービスDMM英会話もEdTechサービスです。
EdTechサービスの種類についてさらに詳しく知りたい人はこちらの記事もご覧ください。
【2018年版】これは便利!日本のEdTechサービス7選