EdTechとEラーニングの違い
教育×IT領域だと、これまでにもEラーニングと呼ばれる概念がありましたが、EdTechではEラーニングではできなかったこともできるようになると言われています。EdTechでは具体的にはどのようなことができるのでしょうか?
いつでも・どこでも・手軽に学習できる
インターネット上に授業動画を保管することにより、いつでもどこでも手軽に授業が受けられるようになります。地方でも都内の有名講師の授業が受けられますし、人によっては海外の講義を受けることも可能です。
双方向的なコミュニケーション
これまでもEラーニングによる動画配信授業は存在していました。しかしEdTechではそれだけでなく、オンラインでの授業中に遠く離れた生徒と教師が双方向的にコミュニケーションをとることも可能です。
AIによる個別学習
EdTechの中でもっとも期待されているのが、AIによる完全に自動化された個別学習の実現です。通常は学校や塾の先生が生徒1人ひとりの理解度に合わせて指導しますが、EdTechではコンピュータが自動で生徒の苦手部分を見つけ、克服するための問題や解説を提示してくれます。
まとめ
EdTechとは、テクノロジーの力で教育にイノベーションを起こす取り組みのことです。EdTechのサービスによって生徒はいつでもどこでも講義を受けられ、離れていても先生に困ったところ手軽に相談でき、苦手なところはコンピュータが見つけてくれるようになります。2020年に向けて教育はどんどん変わることが予想されるので、引き続きEdTechの動向はチェックしておきましょう。