情操教育の観点から、遊び場・スポット選びのポイントとは? - cocoiro(ココイロ) - Page 2

農業体験

山の裾野に広がる田園地帯では、さまざまな農作物を育てています。その農作物を農業体験として収穫できる場所も増えてきました。

普段食べるお米やじゃがいもや大根などの根菜の他、ナスやキュウリなど旬のものを収穫することもできます。作物を育てることがどれだけ大変なのか、生産者の方へ感謝する機会にもなるでしょう。

また、最近は花や野菜を自分で育てる自家菜園を楽しんでいる方も多いでしょう。子供と一緒に世話をすれば、食べ物のルーツを子供たちに教えてあげる良い機会になります。

海や川には、季節ごとの楽しみ方があります。海の水は塩辛く、川の水は想像以上に冷たいなど、言葉で伝えることが難しい感覚は、実際に行って体験してみるのがおすすめ。どのような体験があるのか、一例を見ていきましょう。

川遊び

海と違って川は整備されていない場所が多いため、自然を満喫することができます。また、潮の流れもなく水温も低め、浅瀬で足を入れるだけでも、水の冷たさが分かります。

自然の中での水遊びは、子供の五感を刺激します。普段平坦な道で遊ぶ機会が多いため、ゴツゴツした石がたくさんある場所では、バランス感覚も鍛えられ、思いの他体力も使うのです。

川遊びをする場合には、必ず安全が確保された浅瀬で、保護者が付き添った形で遊ぶようにしましょう。

釣り

釣りは自然や生き物に触れる活動の1つです。泳いでいる魚は思ったより活発で餌を食べても逃げられてしまうことも少なくありません。

はじめて握った竿の感覚やつり竿で釣り上げた魚。そして魚の感触は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

釣った魚は持ち帰って調理してもいいですし、キャッチアンドリリースとして元の場所に返してあげても良いでしょう。生き物との関わりを学ぶ機会にもなるのではないでしょうか。