子供が勉強嫌いになる理由とは?克服のために親ができる3ステップ ( 3 )

子供が勉強好きになる3ステップ


子供に十分な愛情を与え、本人の主体性にまかせた子育てをすると、子供はとてものびのびと成長するでしょう。しかし、それだけでは勉強好きになるかどうかは分かりません。ここからは、子供が勉強好きになるためのより具体的な方法や接し方について解説します。

子供の考えや行動を承認する

子供の考えや行動に対して理解を示し、承認してあげるようにしましょう。勉強においても日常生活においても、子供は多くの間違いを起こします。間違いを起こした子供に対して、間違いを指摘したり否定したりすることを繰り返していると、子供は次第に「何をやっても無駄」と考えるようになってしまいます。

子供が問題を間違えたり、言われたことができなかったとしても、どうしてそのように答えたのか、そのような行動を取ったのか、子供の話を聞いてあげましょう。子供は自分の話を聞いてくれて、さらに話した内容に理解を示してもらえるととても安心します。間違いを指摘し、解決策を提示するのは、子供に安心感を与えてからにしましょう。

効果的な質問で子供に主体性を持たせる

子供に主体性を持たせる方法として、「親が介入せず、子供にまかせる」という姿勢は大切です。しかし、適度に親が介入して声掛けをすることで、子供の主体性がより高まることもあります。何かに行き詰まって1歩を踏み出せないときや、なんとなくやる気が出なくて続かないときなどは声掛けをしてあげると良いでしょう。

答えに行き詰まっているときは、オープン・クエスチョン(制約を設けず自由に答えられるような質問の仕方)と、クローズド・クエスチョン(はい、いいえなど択一で答えられるような質問の仕方)を使い分けて答えに導いてあげると、「そういうふうに考えればいいのか!」と子供も新たな気づきを得ることができます。また、やる気が出ないときには、子供に決断を迫ると効果的です。「やるか、やらないのか」のクローズド・クエスチョンをしてあげれば、やるにしてもやらないにしても、子供は主体的にその行動を取っていることになります。

たとえ「やらない」と言われたとしても、決して強制はせず、冷静にやらない理由について尋ねてみましょう。目先の課題を完了させることよりも、長期的な主体性を大切にすることが勉強好きへの近道です。

結果を急がない!過程を大事にする

子供が適切な行動や努力をしている場合は、結果を急がないようにしましょう。サボっている場合は別として、子供が頑張っている場合はその行動を褒めてあげましょう。たとえ結果につながらなかったとしても、行動を肯定してあげれば「頑張っても無駄だ」という感情は起きにくくなり、モチベーションそのものの低下は防ぐことができます。

子供が頑張った過程を認めてあげた上でうまくいかなかった原因を対策すれば、次はより成功に近づくことができるでしょう。また、どうしてもうまくいかないときには、根本から方法を見直すことも大切です。

たとえば紙での勉強習慣が身につきにくい場合は、一度タブレット学習などに切り替えてみるのも良いでしょう。子供用のタブレット学習教材だと、「スマイルゼミ」などが安価で品質も良くおすすめです。ゲーム感覚で勉強して理解度を高めたことがきっかけで、勉強が好きになったという例もあります。最初は結果を急がず、親子一丸となってより良い学習方法を探すことから始めましょう。

まとめ

当記事では、子供が勉強嫌いになる理由とその対処方法、子供を勉強好きにするための接し方について解説しました。子供に勉強を好きになってもらうというのは、とても難しいことです。一朝一夕で身につくことでもありませんし、一度好きになってもふとしたことがきっかけで嫌いになることもあるでしょう。しかし、どのようなときでも忘れてはいけないのが、「子供への愛情」と「子供の主体性にまかせる」ということです。

「好きこそものの上手なれ」

良い結果を出すことを忘れて、一度「勉強を好きになってもらうこと」にフォーカスを当ててみてはいかがでしょうか。

参考
中2生は勉強嫌いが約6割 大規模な追跡調査で判明した「勉強が好きになった子」の特徴とは|ベネッセ教育情報サイト
カリギュラ効果|Wikipedia
禁止事項だらけの家庭で育った子どもの将来|CHANTO
子供に禁止と強制は逆効果!同じ事を繰り返す理由は脳の癖だった|元中学校教師が教える「思春期の子育て」
子どもを否定的に叱り続けることで起こる7つの弊害|schola
親から人格を否定する言葉をぶつけられると、子どもは自己否定感と人間不信にとらわれる|schola
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この記事をかいた人

笠巻 昇太