賛否両論!教育ママに育てられた子供は幸せなのか?影響まとめ

「勉強しなさい」「宿題はやったの?」などと、つい口うるさく言ってしまった経験は、誰にでもあることでしょう。子供から「教育ママみたい!」と反発されてショックを受けた人もいるかもしれません。

「教育ママ」は一般的に「教育に熱心な母親」を指す言葉です。教育ママには「やりすぎ」「子供がかわいそう」というネガティブなイメージが含まれていることが多く、雑誌やインターネットで社会問題として取り上げられることもあります。教育ママに育てられた子供は、本当にかわいそうなのでしょうか。調べていくと、教育ママの子育てには賛否両論あることが分かりました。

必ずしも悪影響だけではない?感謝の声も多数

親が教育ママだと、子供にどのような影響があるのでしょうか。『追いつめる親「あなたのため」は呪いの言葉』(毎日新聞出版)やインターネット上にある、さまざまな人の体験談から考えます。

教育ママに育てられたことに満足や感謝しているという意見は、主にインターネット上で多く見られました。その理由として挙げられているのは、以下の通りです。

  • 勉強をする習慣が身についた
  • 興味の幅が広がった
  • 勉強に集中できる環境が与えられたので、志望校に合格した
  • 将来の夢が叶った/理想的な仕事に就いている
  • 物事を論理的に考える思考が身に付いた

毎日コツコツ勉強していたおかげで、「大人になっても勉強が苦ではない」「資格試験の勉強に役立っている」「集中力がついた」という意見が多く見られました。

教育ママが子供にとってプラスになった例

佐藤ママこと佐藤亮子氏は、独自の教育法で子供4人全員を最難関医学部の「東京大学理科III類」に進学させました。テレビ出演や講演、書籍も多数発売しているので、ご存じの人もいるかもしれません。佐藤ママの教育法は、「恋愛禁止」「テストのごほうびはカップラーメン」「塾の教材は親が確認するべき」など、一部は批判の対象となることもありますが、「子供全員の受験を成功させた」実績で高い評価を得ています。

東大に進学した子供たちは、佐藤ママについてどのように思っているのでしょうか。佐藤ママがインタビューで話した中にヒントがありました。佐藤ママの子供の中で最後の大学受験をした長女とのエピソードです。

長女が高校3年生の夏に大ゲンカをしたときのこと。佐藤ママはこれまでの子供と同じように、「夏期講習に行かずに、自宅でひたすら模試の過去問を解くこと」を勧めますが、長女は夏季講習に行きたいと主張。口も利かない冷戦状態になりました。

幸い、東京に住む息子たちが電話で娘に「ママのおかげでうまくいった。今は言うことを聞いたほうがいいよ」とアドバイスしてくれました。一方で娘の気持ちも考えて、「2日間だけ夏期講習に行く」という折衷案を提案してくれたので、そうすることにしました。
その結果、秋の東大模試では、成績優秀者に名前が載り、娘は「ママの言うとおりにしてよかった」と言ったので、私は「ほらね」と返し、めでたしめでたしでした。

(引用元:末の娘も東大合格!「佐藤ママ」の意外な教育|東洋経済ONLINE

息子さんたちが佐藤ママのやり方に不信感を持っているなら、大切な妹にこのようなアドバイスはしないでしょう。佐藤ママの教育法は、佐藤ママの子供にとって良いものだったといえます。

参考
子ども4人を東大へ 佐藤ママ語る「母9割」の受験術|朝日新聞DIGITAL
佐藤亮子|Wikipedia