環境教育とは?家庭でできることは?目的や重要性、歴史などをご紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 3

家庭でできる環境教育とは?

環境教育と聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、学校だけではなく家庭でも行うことができます。ここでは、家庭でできる環境教育についてお伝えします。ぜひ子供と一緒に実践してみてください。

節電する

誰もいない部屋の電気はこまめに消したり、冷暖房の温度を控えめに設定するようにしましょう。また、使っていない家電機器のプラグは抜いておくと節電になります。

節水する

夏はシャワーだけで済ませる、頭や体を洗ったり、歯を磨いている間は水道の水は止め、洗濯には湯船の残り湯を使ったり、すすぎが1回で済む洗剤を使うようにするなどしましょう。雨水を溜め、掃除や花などの水やりに利用するのもいいでしょう。

ごみの減量に取り組む

食品ラップや袋の使用を控えたり、生ゴミを堆肥化するなどし、ごみの量自体が減るように努めましょう。ごみはをきちんと分別し、各自治体の処分方法に従って捨てます。肉や魚のパック、牛乳パックなどは、スーパーで回収しているところがあるので利用しましょう。まだ使えるものは再利用したり、中古品店へ持って行くことをおすすめします。

食について話し合う

食べ残しの廃棄はごみの増量につながります。食べ切れる量を盛りつけ、食べ残してしまった場合は後で食べるようにして、食べ物を無駄にしないようにしましょう。野菜や果物は皮をむかずに食べられる場合はそのまま食べたり、圧力鍋を使って魚を骨ごと食べたりするなど、調理方法も工夫することができます。

「マイ〇〇」を持つ

割り箸の代わりにマイ箸を、ペットボトル飲料の代わりにマイボトルを、スーパーやお店でもらえる袋の代わりにマイバッグを使いましょう。「マイ◯◯」を使うことで愛着が湧き、ものを大切にして長く使おうという気持ちを育てることができるでしょう。

自転車や公共交通機関を使う

自転車や公共交通機関を使うようにし、毎日の移動をエコにしましょう。運動不足の解消にもつながるので、徒歩で行ける場所へは歩いて行くことをおすすめします。自家用車を使用する場合も、誰かと乗り合わせるなどして工夫をしましょう。

子供向け環境教育サイト

ここでは、環境省による子供のための環境教育サイトをご紹介します。興味や関心のある項目を選び、ぜひ親子で学んでみてください。

キッズ・ユースページ

幼児向けコンテンツ あそんでまなぼ!

まとめ

環境教育は、環境問題に真摯に向き合うために必要なことです。人間も自然の一部であり、自然とともに生きていくためには私たち自身が環境について理解し、今できることをしていかなければいけません。環境のために家庭でもできることはあります。ぜひ取り組めることから実践してみてはいかがでしょうか。

参考

環境教育|文部科学省

環境教育|Wikipedia

日本における環境教育の史的展開に関する研究|日本大学リポジトリ

環境教育の理念|環境教育とは

授業に活かす環境教育|環境省

新学習指導要領における「環境教育」に関わる主な内容|文部科学省

環境教育指導資料【小学校編】|国立教育政策研究所

環境教育の実践例|学びの場.com

この記事をかいた人

Yukiko Žilinskas

男の子2人のママライター。EQと共感力を高める子育て、非暴力コミュニケーション(NVC)に興味があり勉強&実践中。教育や子育てに関する情報をママ目線でお届けします。