教育委員会の代表・教育長とは?職務内容や義務について紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

教育長の具体的な職務内容は?


教育長は、教育委員会の代表ですが、主にどんな職務を行っているのでしょうか。前述した通り、教育長は教育委員会の事務局担当を引き継いでいることから、会務をまとめたり、教育行政の実現に向けた活動をメインに行っています。

教育委員会の会務をまとめる

基本的に、教育委員会の会議は教育長が招集して開いています。教育委員会の事務についてとりまとめたり、所属している職員の指揮なども行います。教育長は教育行政における責任者であり、教育委員会における重要事項の意思決定を行う責任者でもあります。そのため、研修会などにも積極的に参加しながら、使命感を持って活動することが求められています。

教育行政の実現

教育委員長は、地域の抱える課題について問題提言をし、地方公共団体の長や事務局と協力して教育行政の実現に向けて活動します。教育委員会では、学校や教育機関の設置および管理に関わったり、学校の組織編成や教育指導、学校設備や教材の取り扱いなど、幅広い教育活動に関与します。会議での話し合いのもと、地域の行政教育がより良いものになるよう、さまざまな視点を考慮して取り決めをします。