すぐに実践したい!不登校の子供への家庭での対応方法を紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 3

子供の今後についての親の対応

ここからは、子供の今後についての親の対応方法について説明していきます。

多くの選択肢を与える

親の対応方法の1つ目は、多くの選択肢を子供に与えていくということ。子供が不登校になったとき、親は、学校や学校の友達だけではなく、世界はとても広くて多くの選択肢があることを子供に伝え、多くの選択肢を与えていくことが大切です。

学校を変える、フリースクールに通う、学習塾に通う、留学を検討するなど不登校の子供の選択肢は、実際に世の中に多くあります。子供自身も、目の前にある学校や友達といったものだけが世界の全てではないことを知って安心することができ、未来に対して、明るい希望を持つことができます。

参考

“学校”に行かないという選択 ~経験者と語る不登校 後編~|NHKハートネット福祉情報総合サイト

やりたいことを応援する

子供の今後についての親の対応方法の2つ目は、子供のやりたいことを応援するということ。子供のやりたいことが見つかった時、親は、全力で子供を応援していくことが大切です。

もしかすると、子供のやりたいと言ったことが、親の思い描くような理想の未来ではないかもしれません。しかし、子供の人生は、子供自身のものです。親は、いつまでも子供のやりたいことを応援し、支えていくことが大切。そして、不登校がいつか解消し、明るい未来が訪れるよう、親は、いつの日もそっと支えていくことを心がけていくとよいでしょう。

おわりに

子供の不登校への家庭での対応方法についてご紹介いたしました。ここまで説明してきたように、子供の不登校に対して親は、過剰に反応することなく、優しい気持ちで、子供をそっと見守っていくことが大切です。

子供の不登校は、一生続いていくものではありません。いつか終わりが来ることを信じ、未来に明るい希望を持ち、ご家庭で一丸となり、子供と一緒に不登校の時期を乗り越えていきましょう。

参考

上野剛(2019年4月)『今、子どもの不登校で悩んでいるあなたへ 』風詠社

鈴木真治(2018年11月) 『うちの子もいじめられました』WAVE出版

不登校傾向にある子どもの実態調査 2018/12/12 メディア向け説明会|日本財団

5人に1人が“隠れ不登校” 中学生1万8000人への調査で判明|YAHOO!japanニュース

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izmix

【職業】 フリーライター 【経歴】 大学卒業後、大手進学塾にて勤務。その後、介護職などを経て、念願であったライターとなる。結婚し、現在は、二児の母。 【得意な分野】 教育、介護、就職、勉強の教え方、恋愛などなど。 【趣味】 読書、ピアノ 【将来の夢】 作家になる事とライターを続けていくこと。生きている限り、文章を綴って世の中に何かを発信し続けていきたい。