子供と一緒に寝ていると、突然大きな声で寝言を言ったり、寝ながら笑っていたりすることに驚かされることはないでしょうか? 笑ったり、かわいらしい寝言なら良いのですが、あまりにもハッキリとしゃべっていたり、泣く・怒るなどのネガティブな感情が表れていたりすると「何かあったのか?」と心配になることがあります。
子供の寝言は本来あまり心配するものではありませんが、状況によっては医療機関へ相談した方が良いケースもあります。
この記事では、見守っているだけで良い寝言と、医療機関への相談が必要な寝言についてまとめました。子供の寝言が気になっているという人はぜひ参考にしてください。
もくじ
子供の寝言・考えられる原因は?
子供の寝言にはそれなりの理由があります。本来、寝言は眠りの浅いレム睡眠のときに行っていることが多く、あまり神経質になる必要はありません。ただ、中には医療機関への相談が必要なケースもありますので、以下で2つのパターンを見ていきましょう。
黙って見ていて良い寝言
特に起こしたり心配したりする必要のない寝言には、2つのケースがあります。
1日の行動を整理している
子供は睡眠中に1日の行動を整理しています。記憶の定着なども含まれ、子供に睡眠時間が必要と言われるのはこれが理由です。
日中経験したことの中で、インパクトの強かったことが寝言として出ることがあります。成長過程ではよくあることで、子供のうちは頻度も多く言葉もハッキリとしています。友達とのケンカやビックリしたこと、嫌だと思ったことなどネガティブな感情の場合もありますが、特に心配する必要はありません。成長過程の一環として見守ってあげましょう。
楽しい夢を見ている
家族でお出かけをしたり、欲しかったものを買ってもらったり、仲良しの友達と一緒に遊んだり……子供にとって楽しかった・嬉しかったという感情を持ったことを夢に見ることはよくあります。それだけ子供の記憶の中に残っているという証でしょう。急に笑ったりすると見ている側はビックリしますが、楽しい夢を見ているだけなので何も心配はありません。