もう嫌!子供が寝なくてイライラしたときに試してほしい対処法 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

子供が寝ない!考えられる理由と対処法5選

どんなに工夫をして早い時間に寝かしつけてもどうしても寝てくれない! というときには、それなりの理由があるのかもしれません。子供が寝ない理由とその対処法をご紹介します。

1.昼寝のしすぎ

子供が夜寝ないときに真っ先に考えられる原因は、昼寝のしすぎです。昼寝は子供にとって必要な時間ではありますが、あまりにも長い時間寝てしまうと、体内のリズムが崩れることによって夜眠れなくなるということがあります。

対処法

  • 保育園に行っている場合は、保育士さんにどのくらい昼寝をして、何時くらいまで寝ていたのかを確認しましょう。保育園によっては「子供が寝ている間は起こさない」という方針の園もあります。夜寝ないことを報告して、昼寝時間の調整をしてもらうようにしましょう。
  • 自宅にいる場合は、昼寝をするとしても1時間を目安にしましょう。2時間以上の昼寝は夜の睡眠に支障を来します。天気の良い日には外遊びに連れて行くのも一つの方法です。

2.運動不足

生活習慣はバッチリなのになかなか寝ない……そんなときは子供の体力が余っているのかもしれません。特に天気の悪い日などは外遊びができないため、体を動かす機会が減ります。そうすると、子供にとっては「まだ眠くない」という状態になってしまうのです。

対処法

  • 日中にできる限り体を使うような遊びをさせるのが最も効果的です。ただし、天候や住宅事情によってなかなかできないという場合は、屋内で遊べる施設などを利用するのも良いでしょう。
  • 水泳などの習い事にチャレンジしてみるのも一つの方法です。水泳は比較的年齢の低い子でも通うことができます。ママと一緒のベビースイミングなどを試してみることで、体を使う機会が増えるでしょう。

3.就寝前の刺激が強い

寝る前にテレビを見てしまったり、思い切り体を動かすような遊びをしてしまうと、子供の脳は刺激を受けて活発に活動してしまいます。また、寝る直前の入浴も逆効果です。遅くとも1時間前には入浴を済ませて、寝る準備をしてあげると良いでしょう。

対処法

  • 寝る前にスマートフォンやテレビ・ゲームなどは見せないことが大切です。上に兄姉がいる場合は特にこの傾向が強くなりますので、親御さんがコントロールしてあげましょう。
  • 寝る部屋を作って、寝る環境を整えるのも大切な準備です。照明を暗くする、本の読み聞かせをする、子守唄を歌うなど、入眠の儀式を作ってあげると子供は寝つきやすくなります。

4.生活リズムが狂っている

仕事をしている親御さんは家に帰ってからも大忙しです。帰宅後、食事前に子供が寝てしまったなんていうことも少なからずあります。「夜寝るのが遅い⇒朝起きられないため無理やり起こす⇒睡眠不足で日中眠くなる⇒昼寝を長時間してしまう⇒夜寝られなくなる」という負のスパイラルが起きているのであれば、大変ですが頑張って生活リズムを整えましょう。

対処法

  • お風呂は、できれば夕食前に済ませておきましょう。眠くなる時間帯に入浴することで、夕食前の昼寝を防ぐことができます。
  • 親御さんにもたくさん仕事はありますが、次の日にできることは後回しにしてみてはいかがでしょうか。思い切って子供と一緒に寝てしまうのも一つの方法です。
  • 21:00には寝る部屋へ行き、寝る準備をしましょう。照明を暗くするだけでも子供は「寝る時間だ」と意識するようになります。寝かしつけのときに寝たふりをするママもたくさんいます。

5.ママがイライラしている

やらなければいけない家事は山盛り、パパはまだ帰ってこない、明日も仕事が忙しい……そんなことを考えていると、なかなか寝つかない子供にイライラしてしまいます。イライラが募ると「なんで寝ないの!」と声を荒げてしまったり、小さなことで子供を怒鳴ってしまうこともあります。

親だって人間です。たまにイライラするのは仕方ないですが、毎日寝る時間になるとママがイライラしていたのでは、子供は緊張して眠るどころではなくなってしまいます。

対処法

  • すべてを完璧にやろうとしないことです。家事はパパに協力してもらったり、休みの日に集中してやれば大丈夫。一人ですべてを完璧にこなそうなんて無理と割り切ることが大切です。
  • 周りの意見に惑わされないことも重要なポイントです。それぞれの家にはそれぞれの生活パターンがあって、何が良くて何が悪いということはありません。全く状況の違う家と比べて「〇〇しなくちゃ」と思い込むのはイライラの素です。

まとめ

子供が寝ないことに悩んでいるのは自分だけではないということを知るだけでも、なんとなく気分が楽になりませんか? 生活リズムなど、改善できることはすべきですが、どうしようもないことというのも世の中には存在します。

睡眠は子供の成長にとってとても大切ではありますが、寝つかない場合は「こんな日もある」と割り切ってしまうことも大切です。いつまでもこんな日が続くわけではないと考えて、できることからやってみましょう。

参考
いまどきのママに実態を調査:ママリサ~いまどきママリサーチ~「子どもの睡眠・寝かしつけ」調査|株式会社インタースペース
子供が夜寝ない原因8つ!生活習慣の見直しで寝つきを改善|MARCH
子どもが夜に寝てくれない!改善方法を教えます!|ベネッセ教育情報サイト
寝ない子どもに悩むママは多い!睡眠時間や寝かしつけの方法|teniteo

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Rie Kato

【職業】 フリーライター 【経歴】 東京生まれ横浜育ち。現在は群馬県在住。 トラック運転手・介護職員・保険外交員を経て、コールセンターの教育係として7年勤務。 専門学校生と小学生、2人の男の子のママ。 【取得した資格】 ・普通自動車第一種運転免許 ・中学校教諭二種免許状(国語) ・訪問介護員1級 【得意な分野】 ・生命保険 ・転職 ・ビジネスマナー ・ひとり親家庭 ・金融 【休日の過ごし方】 ・朝から掃除と洗濯!(家の中がスッキリするとテンションが上がる性質) ・バスケットボール(息子と勝負!)