歯磨き粉の選び方のポイント
子供用歯磨き粉を選ぶポイントは、商品のパッケージなどに書かれている虫歯対策に有効な成分をチェックすることです。
以下のとおりにまとめましたので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
成分 | 留意点・特徴・選ぶ基準 |
フッ素 | ・6歳未満は歯のフッ素症のリスクを考えて1,000ppmを越えない数値で選ぶ |
キシリトール | ・虫歯菌を抑制し、歯質を強める |
グルコン酸クロルヘキシジン | ・口臭と歯周病予防 |
フッ化第一スズ | ・フッ素成分の一部だが、ほかの成分と比べて虫歯予防効果が高い |
研磨剤 | ・研磨率が高いと歯のエナメル質が削れるので、研磨剤が少ない商品を選ぶ ・ハイドロキシアパタイトが含まれた商品を選ぶ |
発泡剤 | ・泡立ちが少ないモノを選ぶ |
(【歯医者が教える】虫歯におすすめの歯磨き粉人気ランキング10選【2019年最新版】 | mybestムシ歯とフッ素の働き|サンスター、キシリトールの効果と副作用 | 浜松市子育て情報サイトぴっぴ、歯磨剤の選び方|公益社団法人 群馬県歯科医師会より筆者作成)
子供の歯磨きで親が注意したいこと
子供の歯磨きは、1人でできるようになるまで親がサポートします。健やかな歯を保つためにも、特に歯ブラシのグリップの持ち方と仕上げ磨きに関しては注意して見てあげてください。多少手間がかかっても、お子さんと一緒にていねいに取り組みましょう。
まとめ
子供向けの歯磨き粉は、機能性や香味などを重視したものが多数ラインナップしています。どの商品も虫歯のない、強い永久歯を作るための役割を果たしています。
子供の発育状態と成分内容をチェックしながら、子供の歯の発育にベストな歯磨き粉選びを進めていきましょう。
参考
歯磨き粉は何歳から使ったほうがいいですか?|浜松市子育て情報サイト ぴっぴ
ブリアン(Brian)|ウィステリア製薬株式会社
日本初!虫歯菌除去用成分「BLIS M18」配合の歯磨き粉「ブリアン(Brian)」を販売開始~虫歯になりにくい善玉菌を口の中に。子供の虫歯予防の新習慣!~|SankeiBiz(サンケイビズ)
低年齢児におけるフッ化物配合歯磨剤の利用|国立保健医療科学院
むし歯(虫歯)予防にサンスター|バトラー
フッ化物配合歯磨剤に関する日本口腔衛生学会の考え方|一般財団法人口腔保健協会
フッ化物を配合する薬用歯磨き類の使用上の注意について|広島県