子供の口臭にどう対処する?口臭の症状から原因となる病気まで解説 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

口臭の原因となる病気

虫歯

歯に歯垢がつくと歯を磨いても取れません。この歯垢が原因で虫歯になってしまいます。食べかすや虫歯菌がたまると口臭がきつくなります。小さな虫歯であればさほど口臭がきつくなる心配はありませんが、虫歯の進行とともに口臭はきつくなり、やがて神経まで侵されてしまいます。

舌苔

舌の表面につく白い苔(こけ)のようなものを「舌苔」といいます。歯垢と同じく細菌が固まったもので、口臭の原因になってしまいます。

歯周病

最初は特に痛みはなく自覚もありませんが、放置すれば進行してしまう病気です。腫れた歯茎を少し磨いただけですぐに出血してしまいます。進行すれば、歯茎からの出血に膿が混じり口臭もひどくなります。

人工歯や金属が体質に合わない

義歯や金冠は、その隙間に汚れがたまったり、素材が体質に合わなかったりすると、口腔内が不衛生になります。痛みがないため、悪くなっても気づかない恐れも。これらは口臭の原因にもなりかねません。

呼吸器系や消化器系の病気

口腔内だけでなく、呼吸器や消化器が原因で口臭が発生することも。根本的な原因となっている病気を治療すれば口臭を軽減できます。

口臭異常の対処方法

自宅でできる口臭ケアとは

正しい歯磨きの習慣を身につける

定期的に歯磨きをしなければ、口腔内には食べかすや細菌、歯垢などがたまってしまいます。この歯垢の分解時には悪臭が発生。歯垢を減らすには、食後の歯磨きを心がけましょう。ただ、子供の歯磨きだけでは磨ききれずに歯垢が残ってしまいます。仕上げは親御さんがやってあげましょう。1カ所あたり20回のブラッシングが目安です。特に乳歯はエナメル質で虫歯になりやすく、すぐ神経にも達します。特に奥歯との噛み合わせ部分を念入りに磨きましょう。

間食を避ける

口腔内を清潔に保つためには、なるべく間食の回数を減らした方がいいでしょう。おやつなどをまったく食べてはいけないというわけではありませんが、ダラダラ食べるのは避けてください。

口呼吸をやめる

前述のとおり、口呼吸は乾燥した空気を口腔内にもたらすため唾液の量が減り、口臭の原因になってしまいます。口呼吸を防ぐには、口周りの筋肉を鍛えて口が開きがちになるのを防ぐことも重要。食物繊維の多い野菜を食べる、シュガーレスガムを噛む、風船を膨らませる、なども口周りの筋肉を鍛えるのに役立つでしょう。

鼻がつまっていて鼻呼吸ができない場合には、耳鼻科などで治療した上で鼻呼吸を心がけましょう。また、こまめに鼻をかむなど、親御さんが口腔内や鼻のケアをしてあげましょう。

十分な水分補給

口腔内の唾液量を十分に保つためには、水分補給が重要。1日1.2~1.5リットルの水分を摂取してください。特に起床時は口の中が乾燥しているため、歯磨きをしてからすぐに水を飲みましょう。

歯科を受診する場合の対処

口臭外来を受診

親御さんは、一度子供の口臭が気になりだすとさほどの臭いでなくても気になってしまいます。臭いに対して敏感になるため、客観的に判断できなくなることも。そのような場合は、歯科医に診断してもらうことが大切です。歯科医は口臭外来を設置しているため、口臭の程度を確認してもらい、どんな対策をすべきかアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか。

親子での受診がおすすめ

子供の口臭が気になった場合、親御さんも一緒に受診するのがおすすめです。子供にプレッシャーやストレスを与えるのではなく、家族全員が口臭や歯のケアについて理解し、協力し合うことが大切です。親子で受診して対策方法を聞いておきましょう。

必要に応じてほかの科の受診も

子供の口臭の原因は多岐にわたります。虫歯や歯周病に限らず、ストレスなどによる病気が関係していることも。強い口臭が長く続くようなら耳鼻科や小児科でも検査を受けてみてはいかがでしょうか。